京都旅
④京都へ行ったら絶対これ
ご訪問ありがとうございます
平安朝香道の朝倉涼香です
台風がまだまだ
居座っている様子
何事もなく
速く通り過ぎてくれますように
京都旅の続きです
紫式部の墓所にお参りして
大徳寺の龍源院
光源氏ゆかりの「雲林院」
と回り
すっかりお腹がすいて参りました。
お昼を
と思いましたが
京都へ旅して何よりも愉しみなのは
くずきりを頂くこと
一食抜いても
こちらが先です。
それにお昼を過ぎると
特に3時過ぎから夕方は
いつでも混雑していて
並ばなければなりません。
くずきりを頂くことは
学生時代からの
京都旅の愉しみなのです。
今はサークルと呼ぶ様ですが
昔はクラブと呼ばれていました。
そのクラブで、京都へ襖絵や庭園を
観賞しに行っておりました。
活動が終って、皆で寄ったのが
「鍵善良房」(かぎぜんよしふさ)
そして必ずくずきりを頂いたのです。
特に夏の京都で
歩き疲れた後に頂く
くずきりは
また格別
さあ参りましょう
夫を急かせて
源氏も紫式部も
すっかり忘れて
四条河原町へ参りました。
八坂神社近くの
「鍵善良房」です
なんと今回は
すんなりと席に着けました。
くずきり二つ
と
わらび餅を注文
くずきりは黒蜜と白蜜の2種類があり
今回は二人とも黒蜜。
きび餅ぜんざい
もとても美味しいのですが
冬期限定ですので
今回は頂けませんでした。
平打ちにした麺状の葛が
氷水の中を泳いで
とっても涼しそう
葛切りをお箸ですくう度
大きな氷が
カラカラッ
と音を立て涼を誘います。
いつもは白蜜もお願いして
二人で二組ずつ頂くのですが・・・
黒蜜にくぐらせて口へ運ぶと
暑さも忘れます
お昼も頂かず
お腹を満たしてしまいました。
このあとは
紫式部の墓所に
もう一度参りました。
なぜなら
お線香をお供え出来なかったからなのです。
ホテルへ舞い戻り
お線香を求めて
もう一度墓所へ。
ホテルの売店にあったのは
山田松香木店の
「華洛」と「白檀」でした。
夏に相応しく「華洛」といたしました。
青蓮とあるので清々しい蓮の香り
涼しげでとても優しい香りでした。
京都行き前に
携帯の電子香炉を
準備しておいたのですが
忘れてきてしまいました。
次回は薫物と電子香炉を
必ず持参しましょ。
京都旅
なかなか先へ進みそうにありませんので
折りを見てまたお伝えいたします。