上野で3年分の森の香りを深呼吸 | 横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

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東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

●上野で3年分の

 森の香りを深呼吸

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

東京、横浜では桜も散り

二日続きの雨降りです。

 

久しぶりに

「寒い」と言う言葉が

家族の間でも交わされ

仕舞うはずだった暖房も

役立っています。

 

 

 

昨日何年ぶりかで

上野に行って参りました

 

用事を済ませた後

上野公園を少しだけ

散策

 

先日の初夏の陽気とは

打って変わって

冬に逆戻り

 

ライナーを取り外したばかりのコートに

改めてライナーを取り付けて・・・

 

冬が舞い戻ったような雨の中は

とっても寒かった雨

 

 

 

上野駅方向を振り返って

 

 

 

 

 

秋のような落ち葉が・・・

新緑と入れ替わるるのですね

 

 

 

 

 

雨に濡れて新緑が瑞々しいです

人通りもまばらですので

思いっきり深呼吸

 

3年分の深呼吸ですニコニコ

 

森の香りがしてきます

フィトンチッドですね~

 

 

 

 

 

咲いている桜は

ほとんど観られません

 

 

 

 

 

野ばら?

 

 

 

 

黄モッコウバラでした

 

 

 

 

 

どんどんどんどん伸びて

見上げるとお隣の木へ

そのまたお隣へと伸びていました

 

 

 

 

 

 

近くに咲いていた

ソメイヨシノとシダレザクラ

届く場所の香りを嗅いでみました

 

 

 

 

微かに香りが・・・

 

あれ~~

 

 

 

淡く優しい

あのバラの香りが・・・

 

近くにモッコウバラが咲いていたから?

何度か試してみましたが

そのうち鼻が麻痺して

 

さてどちらの香りだったのでしょう?

 

 

さらに歩くと

鮮やかなツツジが

目に飛び込んできました。

 

 

 

 

上野公園(上野恩賜公園)一帯は

寛永寺の境内だったところ。

寛永寺は、江戸時代の

三代将軍徳川家光によって

建立されたものです。

 

江戸城から見て上野公園は

丑寅(北東)の方角

鬼門(鬼が出入りし集まる場所)

を避けるために建立されたそうです。

 

 

寛永寺までは足を延ばせませんでしたが

 

 

 

 

 

清水観音堂に

 

 

 

 

規模こそ違いますが

京都の清水の舞台を模したそうです

 

 

 

 

願い玉を投げ

下の円形の中に入ると

願いが叶うのだそう

 

 

 

 

 

下から見ると

全景がわかりました

 

 

 

観音堂の石段下には

あまり見たことのない

とても清楚な

一重の白い山吹の花

 

 

 

 

雨に濡れて

白と緑のコントラストが

美しいキラキラ

 

 

 

 

 

帰り道

ソメイヨシノに替わって

八重桜が満開でした。

 

 

3年分の大深呼吸をして

上野の山を後にしました。