●ほ~~っ おもしろい香りですね。
ツワブキの香りは良い香り?
ご訪問ありがとうございます
平安朝香道の朝倉涼香です
暑い暑い夏が過ぎ
秋の長雨も終わり
すっかり荒れてしまった
手入れの行き届かない
裏庭に行くと
ポッ
と鮮やかに輝いた
ツワブキが目に飛び込んできます
お花の少なくなった庭に
光が射したように光って見えます。
石蕗(つわぶき)は
キク科の常緑多年草で
海岸近くに多く育成し
日かげでも良く育ちます
わが家のツワブキも
半日陰にあります。
倭名由来は
葉に艶があるので
艶蕗(つやぶき)
転じてツワブキ
なのだそうです。
葉柄は食用にもなり
和え物や佃煮に
また薬用として
煎じて喉の痛みに
葉を焙ると
火傷や湿疹などにも
利用されています。
春夏は
目立たぬように
常緑でひっそりと
秋冬は
目立つように
黄色の花を咲かせて
寂しくなった庭に
色を添えてくれています。
地味な植物ですが
活躍しているのですね~
それでは、香りは?
花は、菊の花に似ていますが
香りは菊よりも
もっと複雑な香りです。
クンクンしてみると
娘は プルメリア
夫は 栗のハチミツ
私は 微かに菊の苦み
とハチミツの香り
南国の甘さに
微かな苦さ
甘さと苦みと
清々しさと・・・
芳香とも言えるし
娘は
あまり良い香りとは思えない
とも・・・
人により
感じ方が違って来るのですね。
佃煮か煮物にしましょうか?
いえいえ
手水の傍にありますので
鳩やその他の鳥たちが
落とし物をしていくので
「それは止めて」
と家族には
止められているのです。
やはり鑑賞用にしておきましょう。
黄色は落葉でも元気になる色
今年も
ツワブキの花が咲く季節
となりました。