●香を合わせるはちみつでジャム作り
ご訪問ありがとうございます
平安朝香道の朝倉涼香です
平安朝香道では
平安時代に著わされた書物を元に
薫物(現在の練香)を作り
またオリジナルの薫物を創作して
その薫香を聞いております。
薫物(たきもの)って?
様々な香材を粉にし
甘葛(あまづら)や蜂蜜・炭の粉などで
練り合わせ丸薬状に固めた物。
いろいろな香材料を調合して
薫物は完成しますが
丸薬のように一つにまとめるためには
つなぎが必要となります。
例えばお料理の時
挽き肉や粉類は
それだけではポロポロと崩れて
まとめることが出来ません。
つなぎは挽き肉や粉類を
まとめる役割をするのです。
ハンバーグの形にするには
つなぎとして卵やパン粉を使いますが
それと同じことなのです。
薫物を作るには平安朝香道では
つなぎとして蜂蜜を使います。
今日は薫物を作るのではなく
香作りに重要な
はちみつを使って
イチゴジャムを作りました。
苺もそろそろ店頭から姿を消します。
その前に
久しぶりに蜂蜜を使って
イチゴジャムを作ってみました。
とても小粒な苺です
はちみつは百花蜜を使いました。
ミツバチがいろいろなお花から集めたハチミツです
癖もなく使いやすいハチミツです。
お値段もお手頃!
作り方はいたって簡単
①イチゴ1パック(280g)洗ってヘタを取ります
②水をよく切ってからイチゴを鍋に入れます
③イチゴの3分の1位(約90g)のハチミツを入れ
浸透するのを待ちます。20分~30分
④レモンを搾って大さじ1を鍋に入れ
火にかけコトコトと煮ます。
酸っぱいのがお好きな方は多めに
私は半分入れました。
⑤アクをすくいながら粘りが出たら
お好みの固さで出来上がり。
⑥熱湯消毒した広口ビンに入れて
早めにお召し上がりください。
お子さまには安心安全が一番です。
何より母親の手作りですから
愛情もたっぷり
とっても早くできます。
私は夕飯を作りながらジャムを作りました。
不器用な私にだって出来るのですから
とっても簡単
少なめに作ったので直ぐに
無くなってしまいました。
もっと早くイチゴジャムを作りたい方は
レンジでどうぞ
作り方はハチミツのブログだった頃の
「はちみつ母さん」の記事より
薫物を作るときに使う蜂蜜の種類
ではありませんが
薫物作りと蜂蜜は
とっても深い関係なのです。
平安時代も蜂蜜が使われていました。