梅の花の香り♪大倉山梅林へ行って来ました。 | 横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

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東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

梅の花の香りルンルン 

 大倉山梅林へ行って来ました。

 

お休みに、横浜の大倉山の梅林へ

行ってきました。

 

新型コロナウィルスに感染しないようにと

梅祭りの混雑を避けて

次の日に行ったのですが

たくさんの人でした。

 

考えることは皆同じなのですね。

 

 

大倉山駅の改札を出て

右の線路際の坂道「記念館坂」を上ると

横浜市の指定有形文化財

「大倉山記念館」があります。

 

「大倉山記念館」は

実業家の大倉邦彦(1882-1971)により

昭和7年「大倉精神文化研究所」の

本館として創建されました。

後に東洋大学の学長に就任した方です。

 

 

 

設計は

古典主義建築の第一人者

長野宇平治(1867-1937)です。

古代ギリシャ以前の「プレヘレニック様式」

という世界的にも希少な建築様式

であると共に東洋の意匠も取り入れた

東西文化が溶け合った建造物なのだとか。

 

 

「大倉山記念館」を左に見て坂を下ると

大倉山梅林が見えてきます。

 

46種類、約220本の梅が植えられています。

 

「大倉山梅林」と思っていましたが

正式には

「大倉山公園梅林」だったのですね。

 

 

 

 

小学1年生の遠足はここでした。

子供たちの遠足もここでした。

近くてもなかなか来ないものです。

とっても懐かしい音譜

 

 

 

 

このところとても暖かかったので

あわてて花開いたのでしょうか?

もう既に満開を過ぎていました。

 

一番本数が多いのは大きな実を付ける「白加賀」

 

中国伝来で萼が緑色の「緑萼梅(りょくがくばい)」

一本の木に淡紅色・紅色・白色の花を一緒につける

「思いのまま」などの珍しい品種もあります。

毎年どの枝に何色の花が咲くのかわからず

人間の手では決して制御できないことから

その名前が付けられたそうです。

 

 

梅林の入り口付近にあったようですが

気がつかずに過ぎてしまいました。

 

少し香りがしてきたかしら?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

薄桃色の梅の花はパウダリーな梅の香りが。

弾むような若さを感じました。

 

 

 

このあたりで園内全体から梅の花の香りが・・・

 

 

 

はっきりと香りが漂ってきました。

 

 

日陰の梅の木は満開

 

日なたの枝垂れ梅はもう向こうが

透けて見えるくらい

 

 

淡路枝垂れ

 

満開の時なら、枝垂れた枝に多くの花をまとい

優雅に風に揺れていたことでしょう。

 

残念

 

 

顔が届く場所の梅の花の香りを

確かめてみました。

 

一つ一つ

微妙に違っているのではないかと思います。

 

高い場所の梅の花は残念ながら

鼻が届きませんので・・・

 

圧倒的に白梅が多かったと思います。

 

白梅は梅の花を代表する香り

甘くはかなく、ピリッとしまった清々しさ

酸いも甘いも噛み分けた

女性をイメージしました。

 

あちらこちらに違った種類の白梅が

咲いていますが

その間に鮮やかに紅差す紅梅が咲いています。

 

紅梅の数が少ないので

ハッと立ち止まるほどでした。

 

 

 

 

 

ほとんど散ってしまっていました。

 

梅の木だけでなく馬酔木(あせび)も咲いていました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たくさんあって載せきれませんが

気になったのはこの梅の木です

 

 

 

舞を舞うような枝振りは剪定によるもの ?

花もとてもかわいらしいことラブラブ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「見驚(けんきょう)」と言う名でした。

見て驚くからかしら?

 

歩き回ってすっかり疲れてしまいました。

 

お土産は

駅に近い和菓子屋さん「青柳」で

「梅どら」

 

「白梅」と「紅梅」の最中

 

 

でした