今月は「源氏合わせ」「末摘花」です | 横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

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東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

●今週は「源氏合わせ」「末摘花」です

 

ご訪問ありがとうございます

朝倉涼香です

 

                       紅花(足成さんよりお借りしました)

今月のお稽古は「源氏合わせ」を行います

19日(水)と22日(土)です

 

「源氏物語」 第六帖 「末摘花」です

 

平安朝香道では、毎年季節ごとに「源氏合わせ」

 

と呼ばれる「香合わせ」を行っております。

 

「香合わせ」とは

 

平安時代に貴族の間で日常的に行われた遊びです。

 

出席者が予め創作しておいた香を持ち寄って

 

判者(判定者)がその香の優劣を決めるもの。

 

その「香合わせ」になぞらえて

 

「源氏物語」の一帖から五十四帖の帖ごとに

 

各人が創作した香を披露し、お互いに聞き比べる

 

遊びです。

 

優劣を判定することよりも

 

その香に、各々の個性が表現され

 

古語で表されるまさに 「面白し」遊びなのです

 

香を聞いて心が晴々したわ!

 

香を聞いて目の前が明るく開けてきたみたい!

 

心踊る感じね!

 

決して現在使われている滑稽の意味の

 

面白いではないのです。

 

前回は第五帖の「若紫」でしたので

 

今回は

 

「末摘花」です

 

「末摘花」って?

 
「末摘花」とは紅花の別の名称です。
 
「源氏物語」第六帖に登場する姫君のお名前でもあります。
 
「末摘花」は
 
高貴な出のお姫様ですが・・・
 
果して「源氏物語」ではどのように描かれているのでしょうか?