朝倉涼香です
★新元号が決まりましたね。
「令和」 れいわ レイワ
音が放射状に拡がり、周囲に響きわたる気がします。
まだ言い慣れないので少々違和感がありますが、しばらくすると
身について自然になるのでしょう。
出典は「万葉集」から梅花の歌三十二首の前に付けられた序だそうです。
梅が花開いて、きっと辺りには芳香が漂っていることでしょう。
梅の香りと言えば、
平安朝香道で焚く薫物(たきもの)には梅の香りを写した「梅花」(ばいか)と呼ばれる薫物があります。
「梅花」は「六種の薫物」(むくさのたきもの)と呼ばれる中の一つで春の薫物です。
万葉集の中で最も多く読まれた花は、桜ではなく梅の花でした。
当時は、紅梅ではなく、白梅。
梅が花開き、風に載ってその香気が漂っている。
そのような日本の春ですね。