トリカブト
(写真素材足成さんよりお借りしました)
今月7日、北海道函館市の漁業男性が山菜採りに出かけて持ち帰った野草を「ニリンソウだ」と言って母親に渡し、家族でおひたしにして食べたそうです。
男性と家族2人が嘔吐(おうと)などの症状を訴え、救急車で病院に搬送されました。
男性が間もなく死亡、父親も8日夜死亡しました。
トリカブトとニリンソウを間違えて食べたことによる
中毒死でした。
トリカブトの葉とニリンソウの葉は良く似ていますね~。
ニリンソウ
ニリンソウは、北海道や東北で山菜として食されています。
春に可憐な白い花を付け、トリカブトは秋に紫の花が咲きます。
キレイな花には毒があるってこと
花が咲いていると判断できるのですが・・・。
山菜を区別するのはなかなか難しそうです。
トリカブトは、花や葉だけでなく根や茎にも、そして花粉にも・・・。
それならミツバチが集めた蜂蜜にも花粉が混じるわけですから、はちみつで中毒も起こりうるわけですね(はちみつで中毒が起こったこともあるそうです)
養蜂家は、充分注意してトリカブトの花の咲くころを避けるそうですから、大丈夫ですね!