雲南市には、広大な林野とゲンジボタルの棲息地や天然記念物のオオサンショウウオが棲息する清流があります。
三刀屋町には、三刀屋川が流れ、川の両岸に植えられた桜は延々と2キロにも及びます。
春になると川の両岸には、吉野桜が見事に咲き揃います。
三刀屋町は、北に出雲市を控えたとても自然環境に恵まれた地域なのです。
奥出雲の山は、春にはナタネやレンゲ、ウメやサクラにミツバチが飛び交い、初夏になるとアカシア、エゴノキ、シイノキなどにミツバチが花蜜を集めにやってきます。
奥出雲の山蜜は、見た目は少し癖のある蜂蜜だろうと思いましたが、蓋を開けても特別な香りはしません。
トロ~ッとしたはちみつは滑らかでとても甘く、甘さの中にキリッとした清涼感がありました。
これは山の樹木の風味?なのでしょう。
緑に囲まれた原野に色とりどりに咲く春の花が温かな春の風に揺れています。
緑の木々の梢を春風が吹き渡り、春の香りが漂ってきます。
そんな情景と、深い緑の樹木の香りを感じさせる、静謐(せいひつ)の言葉がピッタリな蜂蜜でした。
美味しかった~
昨年日本橋の島根館で求めた蜂蜜です。
島根県中山農園の百花蜜は優しいはちみつ