この蜂蜜は、皇居周辺に咲くソメイヨシノの花からミツバチが集めたはちみつです。
岩手県盛岡市にある藤原養蜂場が、平成14年から東京の永田町の屋上で養蜂を始めました。
藤原養蜂場では、桜が咲き始めるころになると、盛岡から巣箱と養蜂具を東京千代田区永田町の社会民主党の本部である社会文化会館の屋上ビルまで運びます。
4月から6月までの3カ月近くは、皇居周辺のソメイヨシノやマロニエ、ユリの木からミツバチたちは花蜜を集めて回るのです。
皇居周辺の千鳥ケ淵や北の丸公園が桜の名所として有名ですが、皇居東御苑にも様々な種類の桜を見ることができます。
もちろんソメイヨシノも。
私達人間と違い、自由に空間を飛び回るミツバチは、お掘りを越えて内苑でも花蜜を採っていることでしょう。
寒さに震える冬の日にこそ、春の陽をたっぷり浴びて花開いた淡くはかなげなソメイヨシノの花からミツバチが集めた皇居周辺の蜂蜜を頂きましょう。
消え入りそうなソメイヨシノの花色からは想像できない、凛(リン)とした桜の樹木を感じさせるはちみつなのです。
冬の厳しい寒さに耐えて花開くのですから、少しくらいの蜂蜜の癖は許してあげましょう。
戸外は木枯らしが吹き荒れていようとも、皇居周辺のそめいよしののはちみつで、my roomにも春の花が咲き始め、淡い桜色にいつの間にか包まれて行きました。
アッフワ~~ッと桜餅の香り
your roomは、春の暖かな陽気になりましたか?