何を信じればいいのでしょう?とんでもない蜂蜜偽装が次々に発覚 | 横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

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東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

はちみつ母さん、昨日は怒ってました プンプンむかっ

はちみつ元気家族

 

昨日、外国産蜂蜜を国産と偽って販売したことで不正競争防止法違反(原産地誤認惹起(じゃっき)の疑いで逮捕された「○○○蜂舎」会長は、7、8年前から蜂蜜偽装を始めたと供述したそうです。

 

同時にとんでもないこともわかりました。

偽装には中国産も使っていたとのことです。

 

やはり外国産の中で最も安い中国産を使うことで、売り上げを伸ばそうとしていたようです。

 

同社の蜂蜜はデパートの物産展で販売されたり、雑誌に掲載されたりするなど、地元産の蜂蜜として広く知られていたそうです。


 

地元の方たちも怒りと同時に落胆なさっているのではないでしょうか。

蜂蜜入りのたい焼きも繁盛していたということですから・・・。
今日は泣いていますハートブレイク
はちみつ元気家族

蜂蜜偽装は、今年になって、私の知る限りでは3件です。

 

中国産を混ぜたり、今回のように中国産を国産と偽ったり。

 

通常国産の蜂蜜は、1キロ3000円~5000円位、銀座などの特別なブランド蜂蜜 は10000円はしています。

 

直営店では3500円で売っていたそうです。

 

国産で安い蜂蜜はないと思っていなければいけませんが、この値段、微妙な値段設定ですよね。

 

他の養蜂場の方のお話では、中国のはちみつと日本のはちみつでは味が違うと言うことでした。(はちみつの種類はアカシアかレンゲでした)

 

私も日本のアカシア蜂蜜とイタリアのアカシア蜂蜜を食べ比べてみたことがありますが、確かに違っていました。

 

でも私達消費者が食べて判断するのは非常に難しいですね。

 

 

安全で美味しければ産地は問いません。

 

国産はちみつの量は限られています。

 

売れるけれど国産はちみつは足りない、足りないけれどもっと売りたい。

 

ならば外国産を国産と偽装して売ってしまおう。利益もずっと多いし。

 

しかも、誰も外国産とは思わないだろう。

 

このような図式をいつまでも野放しにしていては、外国からも嘲笑されかねません。

 

外国産の蜂蜜に対してもとても失礼なことです。

 

中国の蜂蜜も、カナダの蜂蜜もそれぞれの国の気候風土と環境を反映した海外の蜂蜜です。

 

何よりも、ミツバチは人間に供給するために花蜜を集めているわけではありません。

 

自分たちの命を繋ぐための蜂蜜です。

 

その尊い自然の恵みを無駄にしないためにも、偽装などと言う卑劣な真似はしてほしくありません。

 

日本中の養蜂家が、偽装事件が発覚するたびに複雑な想いなのではないでしょうか。

 

 

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