つい何日か前、少し暖かな日に、庭に日本ミツバチが飛んでいました。
日本ミツバチは、西洋ミツバチよりも寒さには強いようですが・・・。
蜂蜜が足りなくなっているのかも、なんて考えていたら今日はとんでもないお天気になってしまいました。
連休は東京にも雪が積もるようです。
こんな雪の降る寒い日には、みつばちたちは、どうしているのでしょう?
自分たちのために貯めたハチミツは足りているのでしょうか?
ミツバチは寒くなってもアシナガバチやヂバチのように冬眠はしません。
巣の中で、内側から順にお腹の下に頭を突っ込んで重なって球状になるのです。
例えてみれば、屋根瓦の重なりのように重なって保温するのです。
人間だって寒いときは、身体を寄せ合えば暖かくなりますよね。
球の中心部は外気温が零度以下になっても、常に30°ぐらいに保たれています。
この保温は、貯えてあるはちみつがなくては維持できないのです。
エネルギーのもとは蜂蜜。
貯蜜を使い果たしては生きていけません。
ミツバチは普通、静かに巣の外で最後を迎えるのですが、この時ばかりは巣部屋の最後の蜜まで食べるがごとく頭を突っ込んで死んでいるそうです。
こんな姿を想像すると、哀れで涙が出そうです。
外気が急激に低下した時はミツバチは自家発電するために、蜂蜜をどんどん食べます。
その結果、蜜不足になって餓死したり、エネルギー不足で発熱できなくなって凍死すると言う悪循環が起こって来るのです。
蜂蜜さえあれば、寒い冬も花の咲き始める早春まで元気に生き延びられるのです。
それで寒い地方の養蜂家は、冬には暖かな地方へと転地して春まで待つのですね~。
美味しい蜂蜜が採れるまでまだ少しかかりそうです。
美味しい蜂蜜のために ミツバチの越冬
蜂蜜のために冬のお散歩かな?
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