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「40歳からのSサイズワンピース専門店Ruby」の店主Shiです。
(Rubyは諸事情のため、2023年12月をもちまして閉店いたします。)詳細はこちら
「歳をとってからでもやりたいことはできる!」
「後悔しない人生を送りたい!」をモット-にチャレンジしていくワタシを発信しています。
最近はオトシゴロで、体力、気力の波がありますが、それでも少しずつ進んでいます。
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こんばんは。
先週は、オーダー担当の方のアトリエに行って、リピーターさんから依頼を受けたパンツ、お直しのご相談、夏ごろ受注で販売しようとしている新作についての打ち合わせと、バイトとプールで終わってしまいました。
今週からは、今セール中の販売に力をそそいでいきます。気合入れていくでー!
(販売期間は4月末までを予定しています。)
今日は、改めてRubyの洋服づくりについて書こうと思います。
お店を始めると決めてから完全オリジナルアイテムでいこうと考えていました。
なぜなら私がセレクトショップをするには、私がブランド(メーカー)を知らなすぎると考えました。
実際、小柄さんの服を作っているところは、ワールド系、オンワード系ぐらいしか知らなかった。展示会に何度も足を運ぶことも、北海道なので経費がかかるとも考えました。
(そのあと、やっていくうちに、オリジナルの洋服の1アイテムの型とサンプルを作るのにもかなりの経費がかかることを知る・・(笑))
皆さんは、「札幌」というと、日本の五大都市のひとつ。
都会のイメージがあるかもしれませんが、ファッションにおいては、ファッション誌に掲載されているブランドや東京や大阪にはあるけれど、札幌にはないブランドが実はたくさんあります。
時給も昨年の10月に上がりはしましたが、5大都市と言われるような水準ではありません。
今、ネットで10月以降の各都道府県の最低賃金をチェックすると上から12位でした。
(北海道は賃金が安く、訛りも比較的少ないことから大手のコールセンターが多いんです。しかも聞いた話ですが、北海道民は、仕事が増えてもなんだかんだ頑張るんですって。他県のコールセンターでは断られることも北海道はやってくれると。同じ仕事をしても時給が東京と150円も違うって悲しい。東京は家賃が高いので仕方ない部分はありますが、ここまで差をつけなくても・・と思うことは多々あります)←あれ、ちょっと地域格差の愚痴めいた感じになりごめんなさい。
話を戻します。
それに、自分が好きな生地で洋服を作るほうが楽しいだろうな・・と考えました。そして、昔、神戸のアパレル会社に勤めていたことがある親友からある生地メーカーを教えてもらいました。そこに登録して、ネットで生地を、果てしなーい時間をかけ検索し、気になる生地のサンプルを大量に送ってもらいました。(とってもありがたいことです)
サンプルをいただいても、触ってみた感じや、生地の薄さなど、「これ、ダメ、これ、違う」、「これ、検討の余地あり、これ、良さそう」など分けていくのですが、なかなか好みのものに出会うことが難しくて、近くにショールームがあればな~、なんてよく思っていました。
そのうちに、東京や、大阪に行ったときにそのメーカーや、他社のショールームに出向いて、自分の気になる生地サンプルを選んで検討したり、直接購入したりするようになりました。
とにかく、自分が見て、触れて、気に入った色や生地を使いました。
安い生地だってもちろんあります。「あ、これ自分が今選んだ生地に似てる。そしてこれより安い」と思っても、やっぱり触れると違います。
毎回そうでした。
似ている生地があって、その生地に触れてみて、「こっちがいいな」と思うほうが100%価格が良い。生地に関しては、もう自分の感覚であってるんだなと確信が持てました。
私のお店は大量生産ではない。
ベーシックでも洋服にこだわりを持って選ぶ人にお客様になってもらいたい。
そういう気持ちでずっとやってきたので、生地選びで妥協をしたことはありません。経費がかかっても気に入った生地をずっと使ってきました。
販売価格を抑えるために妥協して洋服を作るのはワタシのやりたいことではないから。
大量生産ではない特別感、私の拘りもわかってくださるお客様にRubyの洋服を届けたい!とずっと思っています。それは閉店を決めた今も変わっておりません。
当店の洋服の作り方としては、2通り。
1)作りたいアイテムを決めてから自分のイメージに合う生地を選ぶ。
2)生地をみて、「あっ、この生地使いたい!」と思って、この生地ならあのアイテム!
という作り方。
(どちらかというと2番目の作り方のほうがより楽しかったかもしれません)
そして、好みの柄物に出会ったときはその柄をいかすように、シンプルなアイテムに。
(ただ、柄物は撮影が難しかったです。ちょっとした光の加減、遠近感で全然実物と違う柄に見えてしまったりと)
生地自体が、触ってみて少しふくらみのある生地だったり、ほんの少しシャリ感がある生地の場合は、その特徴を生かして、こんなのはどうかな?、あんなのはどうかな?と考えて、縫製担当に相談する。
そして、とにかくシンプルな生地で色も地味めの場合、ただのシンプルにしたくない、という私のこだわりが出てきます。
もともと、お店を始める前から、コートの裏地が素敵な色や柄だったりすると、それだけで、それが欲しくなっちゃうようなタイプでした。(着てる分にはまったく見えなくてもね)
シャツの裾に誰にも気づかれないようなタグが付いていたり、一部ステッチが変わっていたり、そういう些細な遊びゴコロみたいなものに惹かれるタイプだったんです。
私の場合は、リバーシブルというお得な感じより、上記のような細かいところに「あれっ、ココ!」という方が萌えポイントでした。
なので、自分のお店なので、それはやりたいように好きに作っていました。
(あと、リバーシブルになるアウターでリバーシブルで着たためしがない私)
今回販売しているアイテムでいうと、まずこちら。
最近ではユニクロなどでもずいぶんカラーリネンが浸透してきましたが、私がお店を始める頃は、リネンの服というと、白、黒、ネイビー、生成り がド定番。
もっと、きれいな色のリネンを着たいなと思っていて、質も良いカラーリネンの豊富なところを見つけてからRubyではいろいろなリネンの使用してきました。
こちらは、当店で扱うリネンの中では地味目な色。
「バンドカラー長袖ワンピース・リネン」カラーは「ストーン」という名のグレー。
小物や重ね着次第で秋冬も着られます。
これはボタンホールの色を敢えて同系色にせず、ちょっと濃い青の糸にしています。
近くで見れば・・ですが、ちょっと締まった感じと、大人な感じが出ていて私はとても気に入っています。
「バンドカラー長袖ワンピース・コットン」。カラーはすみれグレー。
これは生地もはコットンなのに、上品な光沢があり、滑らか。艶やかとも言えるかな。
この生地感は画像ではわかりにくいのかもしれませんが、高級感があるんです。
このワンピースであれば、ちょっとしたフォーマルな場、でも充分着られます。
大人の女性に相応しいワンピースだと自負しています。
そして、こちらでもボタンホールの色を変えています。
これは濃い赤のようなエンジ色のボタンホールにしました。
こういう色合わせを考えるのがだーいすき。
どうですか?
お好みにはなりますが、普通にワンピースと同系色の糸でボタンホールをつけるより、シャレた感じがしませんか?
こちらは、まだかろうじてXSが1枚あります。
それぞれ、生地感は異なりますが、まだまだ、私のこだわりと愛情がつまったワンピースたちが
ありますので、気になるものがあれば、いつでもお問合せください。
ご注文お待ちしていまーす。
同じコットン100でもナチュラル、カジュアルな感じのこちらの感じとは生地自体が全く違います。
XS、Sサイズあり。
Sサイズのみ。
また、別のアイテムでも語らせていただきます。
それでは、また~。
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