図録の表紙である。 アンカー氏の自画像
源氏物語 天皇になれなかった皇子のものがたり
という見出しに惹かれて買った芸術新潮2月号だった。
小さな見出しは全然目に入らなかったのであるが、小特集として
堀江敏幸がみる スイスの国民的画家 アルベール・アンカーの光 の記事が載っていたのである。
この本の小特集を熟読せずに 「アンカー展」 を観るべきだったと、少々悔いが残った。
アンカー氏と熊谷守一氏、二人とも子供を亡くしている。
同じように、亡くなった子供の絵も描いている。
私は、熊谷守一氏の絵に惹かれてしまう。何故だろうか。