布張りで、かなりいい感じの図録である。
展覧会は第1章から5章まで。
第1章 形をつかむ
第2章 色をとらえる
第3章 天与の色彩 究極のかたち
第4章 守一の日本画
第5章 変幻自在の書
当然図録も同じ構成である。
印象に残った絵の一部を図録より掲載しておこう。
《自画像》1904(明治37)年 油彩・画布 《蝋燭》1909(明治42)年 油彩・画布
《自画像》 1935(昭和10)年 油彩・板
この自画像は、天童美術館では展示されていませんでした。
萬鉄五郎記念美術館では展示されたようですが・・・、残念です。
《裸》 1937年 油彩・画布 《化粧》 1956年 油彩・板に紙 《裸立像》 1959年 油彩・板
《がま》 1955年頃 墨・彩色・紙
《獨樂》 1977年 墨・紙
《後向裸婦》 1950(昭和25)年 油彩・板
まだまだお気に入りの絵はあるのだが、この辺で止めておこう。
魅力的な熊谷守一氏である。