皆さま、こんにちは
ナース&ウォーキングスタイリスト、マナースタイリスト®︎のakikoです。
仕事中、上司が声をかけてきました。
その後ろには副部長も立っていました。
ナースステーション横の説明室に3人で入りました。
「コロナ病棟に行ってくれないか。」
自分の中ではおそらく予想できていた言葉でした。
頭の中でなのか、口に出したか覚えていませんが
「なぜ私なんだろ?」
と思いました。
「akikoさんは救急の経験もあるし、(人工)呼吸器の患者さんも看れるでしょ。
コロナ病棟では呼吸器看たことないスタッフが結構多くて。力になってほしい。」
私には断る明確な理由が見つかりませんでした。
「分かりました」
と返答すると、副部長には安堵の表情が見えました。
直属の上司はなんとも言えない表情でした。
答えると同時に
先の見えない渦の中に入っていく感覚を覚えました。
第1波の春の出来事でした。