「独身=自由」って本当!? | 一灯照隅万灯照隅

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9月9日岩手県八幡平 藤七温泉の混浴露天風呂


この頃、生きる喜びを知らない人々の心は泣いているように思われます。でも、「心が泣いているとは、どういうことなのですか?」と、疑問に感じる方もおられるのではないでしょうか。

「心が泣く」とは、生きる喜びを知らない、わかっていないということなのです。今回は、本当の意味での生きる喜びとはどういうことなのか、それを考えるために、書き綴っていこうと思います。

最近、結婚しても、子どもを作らないというカップルが増えていると聞きます。それどころか、結婚することを嫌がる女性も多いそうです。たしかに、結婚をしない女性や、子どものいない夫婦は自由であるように思えるかもしれません。でも、本当にそうなのでしょうか。

若い女性のなかには、「私はまだ、結婚なんてしたくないわ。若いんだから、もっと楽しまなくっちゃ」と考えている方も少なくないようです。……でも私は、女は結婚しなければ本当の幸せは手にできないと思うのです。

女が生きていくうえで最大最高の喜びは何かといえば、子どもを育てることではないでしょうか。育てるには愛、いつくしみの心がなければなりません。それを持ちながら子どもと接するとき、人間の、特に女の心はその奥底まで満ち足りるものです。

たしかに、ブランドもののバッグや洋服を身につけたり高級車を乗り回したりするのも、それはそれで楽しいことかもしれません。そうした物質的な欲望を満たすことが、生きる喜びだと思っている人が、近ごろは多いように思えてなりません。

しかし、自分のまわりがそうした物に包まれていたとしても、心の底には喜びがあるでしょうか。胸に手をあてて考えてほしいのです。単に、一時的な満足が得られるだけではないでしょうか。その証拠に、しばらく時間がたてば、また別の物がほしくなり、心はまた飢えた状態になってしまいます。本当の喜びを知らない人の心ほど、寒々しいものはありません。