我が儘がもたらす悪い心 | 一灯照隅万灯照隅

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今日は「悪い心」とは、どんな心をいうのか学んで頂きたいと思います。

心は目で見ることができないので、何が良くて、何が悪いのか判断することは、なかなか難しいことでしょう。

私が「悪い心」と言うと、『そんなことは百も承知していますよ』と言う方がほとんどではないかと思います。「悪いことをしない」「人を騙さない」等々と思っていることでしょう。

私はそんな一般的な物の考え方を言うつもりはありません。
「悪い心」とは、「我が儘」な人の心を言うのです。

「我が儘」な心の人は、自分の思い通りにならなければ気が済まない。そして自分の「我が儘」=(意見)が通らなければ、怒ったり、嘆いたり、恨んだりするようになるのですから、これは周りの人に大いに迷惑をかけることになるのです。

あなたの心が悪い心ならば、考える心も悪いのですから、相手の心を無視してしまい、その相手を思いやることを忘れてしまいます。その挙句に人のことを考えられなくなってしまい、自分の言いたいことを言ってしまう。それがどんなに相手に嫌な思いを与えているか…。

当然相手は嫌な気分になります。あなたに協力もしなくなり、あなたから離れることになるのです。そしてあなたは孤独になり、思いつめる。

被害者意識が生じて、悪い方へ、悪い方へと心が傾き、心の病になってしまいます。そういった精神状況が長く続くと、体を壊すことになってしまいます。そんな人が幸せを求めても、誰も助けてはくれないのです。

我が儘な心は、本当に恐ろしい結果を生むのです。昔から「我が儘はほどほどに」という諺があります。どうぞ心は正しく保って、「我が儘」な心にならないよう気をつけて頂きたいと思います。