心の世界は私達にとって、計り知れない大きな広い世界…。それは心次第で、あなたの人生のすべてが決まるからです。
心の悪い人が、どんなに努力をしても、頑張っても、苦しみの結果しか表われないのです。心の良い人が一生懸命努力すれば、どんな世界に身を置いても良い結果が出て、人生は豊かで、満足した一生となるのです。
それではどんな心が良くて、どんな心が悪いのか学んでいただきましょう。
どんな人でも、人間ならば心があるのですから、その心を自分の生活の中で生き生きと、活かすことがなによりも大切なことなのです。まずその心は正直でなければいけません。決して嘘をついて生きることは許されないのです。
もし一つの嘘をついたならば、その嘘を正当化する為に、また嘘をつく。そして一つの嘘が大きな嘘となってしまい、辻褄があわなくなり、どうにもならず、心は傷つき、なにがなんだかわからなくなり、人々から嫌われてしまいます。小さな嘘が大きな嘘となり、いつも苦しみの世界に入ってしまうのです。
当然、顔は心の苦しみが表われ、あまり良い人相にはなりません。顔型がゆがみ、どこかバランスの悪い目鼻立ちとなり、口元は淋しそうな、魂のぬけがらのような顔つきになってしまいます。さらにそのまま心の傷を深くしてしまうと、人に会うのも嫌になり、病気になってしまいます。
心の怖さは毎日の生活の中の生き方にあるのです。
何故、人は苦しみの心を抱いて生活するのでしょうか。何故、人間関係がうまくいかずに、淋しい生活をするのでしょうか。何故、病気をして苦しむのでしょうか。それは心が傷つき苦しんでいるからです。
どうぞ、心の正しさを求めて、嘘をつかない心がけをして下さい。もし嘘をついて人の心を傷つけたならば、反省をし、相手とよく話し合って心をスッキリさせることが大切なのです。
小さな嘘。こんな嘘くらいなんでもないと思ってはいけません。人間としての人格、位が下がってしまい、生活苦のはじまりであるということを認識することです。