正しい心の形を保つには | 一灯照隅万灯照隅

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世の中は悲しい出来事が多発し、心の休まる暇もない今日この頃です。こういった荒廃し尽くされた世の中に流されず、幸せな日々を過ごせるよう、私は心から願っています。私は思います。やはり心を磨き、心を活かすことの大切さを──。

今回は、心の形についてお話してみようと思います。一般の人々は、「本当に、心に形があるのか」と疑問を抱く方がいるかと思いますが、心には一定した形があるのです。

人間のみが持つ心。その形は、丸く、大きな大きな、真っ白な心…。心は本当に不思議なものです。心次第で人生は良くも悪くも変わります。その心は絶対に正しい形をしていなければいけません。心の形が、少しでも崩れていれば、これはもう本当に悲しい思いで、日々の生活を暮らすことになるのです。あなたの心が一点の曇りもなく、丸い丸い心であるよう保つことの大切さを知ってください。

では、心の形を保つには、どうすればいいのでしょう。まず生まれて間もない幼児を思い浮かべてみてください。幼児は本当に汚れのない心を持っています。その心のまま、成長できればよいのですが、なかなかそうはいきません。親の育て方、そしてその環境が、とても大切なのです。時の経過とともに、身体が発育し、それに伴って心も一緒に変化するのです。

心の変化は、外部から受ける影響に大きく関わっています。素直な心であればあるほど、その影響力は大きいのです。良い影響であれば、その心は正しい形であり続けます。悪い影響であれば、当然その心は悪い形となります。悪い形は、心が崩れて、どんな良い話も聞くことができず、自分勝手でわがままな人間に育ってしまいます。

心が正しい形であり続けるには、良い環境で育つことが、絶対的に重要なのです。その環境はあなた方の御両親、祖父母に大きく関わっています。両親がどのような心掛けであなたを育てたか…。夫婦が仲良く、良い家庭生活を営んでいるかで、その子の人生は決まるのです。子供は両親の影響をとても受けやすいですから、両親はしっかりとした心で子供を育てることが望まれるのです。