7月16日八幡平「黒谷地湿原」
私たちの国は迷走に次ぐ迷走、混乱に次ぐ混乱を続けています。人々の暮らしもなかなか楽にならず、大学生の就職率も厳しい数字になっています。
働き盛りにある三十代後半から四十代にかけての男性も、リストラや給料・ボーナスのカットに戦々恐々とする日々を送っている始末です。これでは、元気を出したくても出しようがありません。
しかし、そうした人たちに申し上げたいのは、「正しい心を養っていますか?」ということです。「邪心を捨てて、正しい心を養う。良い心を育む。いま困っている人は、心を養わないから……。」
私は事あるたびに、「心」の大切さを訴え続けています。
「人生」×「幸福」は?
「仕事」×「お金」は?
「家族」×「絆」は?
答えはどれも皆同じ「心」です。
心が悪いままだと、いくら幸せを願っても、どれだけお金がほしいと思っても、家族の絆を取り戻そうとしても、絶対にかないません。
心の悪い人は、真剣に「聞」いているように見えても、「聴」いていないのです。
「聴く」という字には「心」が含まれているではありませんか。人の話は、心で受け止めるものなのです。その心が欠けたり、ねじ曲がったりしたままでは、本当の解決策は得られません。いくら仕事や勉強に励んでも、四方八方手を尽くしても、結果はゼロなのです。
逆に、「正しい心」を持った人は、神仏がかならず守ってくださいます。それはもう、だれもが驚くほどです。私のまわりには、その教えを実践し、素晴らしい人生を送っている人が数多くいます。あなたもそろそろ、「正しい心」を養う歩みを始めてはいかがでしょう。
