皆様に、今回は何を学んでいただこうかと悩み迷うところですが、やはり「心」の大切さを少し深く掘り下げて紹介しようと思います。
心は、とても有り難いものなのです。
私はよく、「女には心はありません」と言っておりますが、まさにそのとおりで、女には心はないのです。神様は、男にのみ心を授けられました。
こんなことを言うと「そんなバカな……」と、女性たちからブーイングを受けるかもしれませんが、この際、ぜひ心の重要性について、正しく理解していただきたいと思います。
なぜ、男に心があって、女にはないのか、そのところを説明していきましょう。
そして、女には心がないとすれば、神様は心にかわる何を授けてくださったのか、ということになります。
女には、心のかわりに「愛」と「情け」を授けていただいたのです。
男には心、女には愛情ということですから、神様からの授かりものとして、大切にしていかなければ、人生の根本が崩れてしまう、自分で自分の人生をダメにしてしまうということになります。
次に、「男の心は腹にあり」と言って、一般的な見方として、「あいつは腹黒いやつだ」とか「腹の真っ白なやつ」「腹の座ったやつ」「腹芸もできない」「腹と腹を割って、男同士の話をしよう」などと言うように、お腹に心があるのだということが、おわかりいだけると思います。
女性は愛と情けですから、一般的にハートのマークで表しますように、愛があるのは左の乳の下、胸の位置といえばおわかりでしょうか。ここに、女の愛情は授かっているのです。
だから女性の場合は「感情的になる」「気が短い」「怒りっぽい」等々、愛を失ったときに起こる現象を、胸がざわつく言葉で言い表しているのです。
「心」と「愛」は一体となって、人間らしい生き方をつらぬく上でもっとも基本となるものですから、大事に育んでいかなければなりません。そのことの重要性が、少しはご理解いただけたことでしょう。