神相学 | 一灯照隅万灯照隅

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「神相学」とは、いわゆる人間の顔を見て、その人の性格や、心のあり方を読むという教えの学問なのですが、一般的には「人相学」と言ったほうが分かりやすいでしょうか。

「神相学」について語ることは、ある一部の人々の心を傷つけることになるのではないかと、私は心を痛めておりましたが、「心のあり方」を改めることによって、顔も変わるということを学んでいただきたいと思い、あえて皆さんにお話する決意をしました。

「人相」と「心」は1つであるといえます。その人の心のあり方は、すべて人相となって顔に現れてしまうのです。

いわゆる良い顔、悪い顔ということなのですが、良い顔というのは、どのような顔の形をしているのかと申しますと、世間でいう美人顔とは全く違うのです。

美人といわれる顔は、古くから「うりざね顔」で、目鼻だちが良くて、口元が整っていて、細面の顔といわれていますが、これはただ、お人形のような顔だちであって、決して良い顔とはいえません。

それでは、どんな顔だちが良いのかといえば、まず顔の骨格(輪郭)はふっくらとして、頬から顎にかけて下ぶくれをした顔だちが、運命的に良い顔といえるのです。

要するに、今の世の中において、もてはやされているような、顔の小さい細面な顔だちは、苦労の多い、決して幸せにならない人生となるのです。

これは男女共に、同じことがいえます。顔の骨格の細く小さな人は、どちらかといえば病弱で、貧困であるといえます。そして家庭生活も、あまり幸せにならないということになるのです。といいますのは、このような顔の人は、心も小さく、ギスギスした自己中心的な考えを持った人となるのです。

その反対に、ふっくらした顔だちの人は、心もゆったりとして、大きな心の持ち主であるといえます。心が広くて、大きいのですから、生活態度も、人生においても、豊かな考えを持って生きることができるのです。

まず、顔の輪郭は、絶対に幅広く少し大きめの顔が良いといえることを知ってください。

顔の形について学んで頂きましたが、その顔の中にある目や耳などの部分的なことについて、一つずつ学んで頂くことにします。

まず額(おでこ)について、お話をしていきましょう。額というのは、一般的にいいますと、富士額で広い額が良いといわれていますが、これはどのように良いのかといいますと、まず、頭の髪の毛と額の境目が富士山の形をしているということは、とても頭がよくて、心は常に正しく正義感にあふれているといえるのです。

そして、額の広い人は長男であると読みます。もしも長男であっても、額が狭い人は、その家の家系(先祖)を相続しないで家を出る、要するに分家となるということを意味しているのです。

また、額に横に線が出ている人は、世の中に出てから苦労が多いということがいえるのです。横に線が何本もある人は、その線の数ほど苦労するといえます。

しかし、たとえどんな悪い相であってもそれを悲観することはありません。自分自身で、良い心、正しい心を作ることで、良い顔を作り出すことができるのです。