「占い」とは「人間学」の始まり | 一灯照隅万灯照隅

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占いというのは、いわば次元の低い人間学です。「人間学」というとさぞかし高尚な学問のように思われるかもしれませんが、その入り口はいくつもあります。その一つが「占い」です。

自分の運命を知ることがなぜ、「人間学」になるのでしょうか。それは、"運気の悪い時期"の過ごし方について学ぶことで、私たちが日々体験していることの意味を知るようになるからです。私たちは自分ひとりの力で生きているのではなく、もっと別の法則、真理によって生かされていることがわかるのです。

人間学とは、人間どうしの細かな事柄を、重箱の隅をつつくようにして考えていくこととは違います。この世で生きる目的を日常の環境の中で考えていくことです。たとえば、お茶を満足にいれられる人が少ないということです。お茶を入れる人の心に、相手においしく飲んでいただこう、わざわざいらしてくれた方に、のどを快く潤していただこうという心、気持ちがないのです。そういう人が何かきちんとした目的を持って生きているとはとても思えません。

心を失った人は、もはや人間ではなく、ロボットです。夫や妻、恋人、またお子さんが、そんなロボットと一緒にいて楽しいでしょうか。答えるまでもないことです。

いま何よりも必要なのは、人間らしい心を持つための糸口をつかむことです。

そこからしか幸福への道は始まらないことを知ってほしいと思います。