髙橋くんの演技を観て、こんなに辛い気持ちになったのは初めてでした。
途中で倒れてしまうんじゃないかと思ったくらいです。
早く無事に終えて・・・そう願うのが精一杯でした。
もう正直、身体の事を一番に考えて、欠場してくれた方がよかったと思いました。
ファンなら事情を知っているけれど、普通に地上波観戦をしていた人は、「世界王者も今日は調子悪かったな。」と思ったことでしょう。
放送では、何の説明もなかったのですから。。。
9日の公式練習で小塚と激しくぶつかり、首はむち打ちのようになっていた。欠場も考えたが、痛みを押してリンクに立ったのは、親しい小塚への気遣いもあった。
それが、全てだと思います。
でも、髙橋くんは、このことを全く口にしませんでした。
得点も、驚くほど低かったですね。
凄くショックでした。
ファンに対して申し訳ないと思っているであろう、髙橋くんの心中を察すると、胸が痛みました。
「足にきちゃいました。練習不足。最悪ですね。このトラウマを消せるくらい、これを一つの糧として練習したい。」
練習不足?本当は、違うのに・・・。
私がこうゆう風に書くことも、髙橋くんの気持ちに逆行することになるのかも知れません。
彼自身は、何も言い訳をしたくなかったのだと思うから。
でも、書かずにはいられません。
満身創痍で演じたプログラム。
そのことを、観ていた人達に知っていて欲しいと思います。
例えそれが、髙橋くんの本意じゃないとしても。
髙橋くん、本当にお疲れさまでした
とにかく早く日本に帰って、ゆっくり身体を治してください。
エキシビションも、もう出なくてもいいよ。
私の気持ちとしては、この際、全日本も休んでくれてもいいと思っているくらいです。(それは無理なのかな。。。)
今回、改めて感じたこと。
髙橋くんは、アスリートとしてはあまりにも優し過ぎます。
もしかしたらこれからも、それで勝利を逃すような場面があるかも知れません。
でも、そんな髙橋くんだからこそ、私はファンになったのだと、胸を張って言えます