風が強い
風に阻まれてる気がするけど、風がなくても気持ちよく走れてなかったと思う
収容車の前に 追い越されて追い越した友人に すれ違った
私は名前だけを呼んだ。と思う。
脚が痛そうで心配だった。
友人は、手を上げて
頑張ってね
と言ってくれた。重い言葉だった。
私だったら、脚が痛くて10キロ以上進んだら、声は出ないだろうから。
頑張ってる人から頑張ってと 言葉を頂く。
できる事なら、自分の脚でゴールまで
持っていきたい。
前、右、左、やっぱり風向きは わからない。
男の人の後ろにも行ってみたけど、
変わらない気がしたので、1人で進む。
暫くしたら、すぐ後ろに足音がする。
異常に近い。
右を見たら、自分の影にピタリと影が
見えた
お~ワタシ カゼヨケ デスカ?
心の自分の声が片言になったのは
周りに 男の人はいっぱいだから。
ダンセイヨリ ワタシ ゴツイデスカ?
フトッテルカラ カゼヨケデスカ?
チイサクテ キャシャナヒト ダレモ
カゼヨケニシナイヨ。
マワリノダンセイ ワタシヨリ セガタカイ。
カゼヨケ ヨコハバデ エラバレタネ。
フルマラソンの道中には こんな悲しい現実に直面する事も あるらしい。(笑)
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