★★剣を持った青獅子★★ -120ページ目

サンジュスト

サンジュスト、美容整形した?



ビフォー


アフター



池田先生の画力アップの賜でしょうか?



親しみやすい青年から、リオネルさんのような冷たい美しさに変化。



原作に比べて、
なぜかアニメでは大活躍なサンジュスト。

大活躍といっても、とんでもないクレイジーなテロリストなので、オスカルにとっては悪役なのです。



オスカルパパを銃で撃ったり



(↑このとき。)



変な仮面で変装してオスカルを殺そうとする。





こわい。
サンジュスト。


凄い過激。

発言力も行動力も相当ある。

ロベスピエールが止めにはいるくらいの
勢い。




顔が怖い。




原作では大人しい美青年といった雰囲気だったし、オスカルとの絡みはほとんどない。

ベルナールの親戚ということになっていて、その時に紹介されたくらいの感じ。

アニメではベルナールと親戚だというエピソードはなく、リーダーのロベスピエール
、人望の厚いベルナール、過激なサンジュストという三人でつるんでいる印象。

とにかく、ロベスピエールよりもサンジュストの印象が強烈だなぁー!


原作、アニメ、ともにオスカルの死後にも登場するが





原作版




アニメ版





毎回毎回、
目が左右アシンメトリー!
こわいよ、これ、確実に悪い人よ。

やっぱりアニメは怖いなぁ~!笑




でも、この過激キャラ、私個人的にはとても好きです。


あと、原作ではロベスピエールのことを、呼び捨てにしてるんだけど、

アニメでは
『先生』

と、呼んでいる。

政治家=先生



おぉ!
ここでジャパニーズな言い回しか。


面白い。

実はアニメオスカルが、事ある毎に王妃様へのお礼をしに宮殿に行ったりするのも、武士っぽいなー、と思っていた。


全然、好きなんだけどね、その感じ。



そして、このサンジュストが『レミゼラブル』のアンジョルラスのモデルにもなっている説も、とても興味深い。


アンジョルラスといえば、ミュージカルのレミゼではサブキャラの中でもとても目立つ存在。

バリケードの上での豪快な死に様には、客席から拍手がおこるくらい。
(まだ、新演出みていないのだけど、新しいのはどうなってんだろ。)


レミゼの作者、ユゴーもこの彼のことを美青年として描いているし、かなり言動が過激だった様子。
(わたくし原作は読んでません~)


そして、ユゴーのお父さんは共和派のナポレオン軍の軍人だったのだそう。
なんかベルばらとの共通点がありそう!
と、更に調べてみた。

ユゴーには愛人が何人か居て、そのなかの1人、画家の妻だった女と通じたことが警察にバレてしまったときのこと。
ベルサイユ宮殿の壁画を描くという仕事をその夫に与えて、有罪にならぬように恩を売ったのだとか。


ベルばらとユゴーの繋がりを書くつもりが、ユゴーのどうしようもない話になっちゃったかも。笑



色んな資料を読むと、


サンジュストは自己陶酔するタイプ。

自身の恨み辛みを社会への恨みにすり替えていた。

死への憧れを持つ。

著書オルガンの獣に犯される女は、若い頃に自身が恋した少女をモデルにしている。
(この女性は別の男と結婚してしまい、それを恨んでいる説あり。こわい。)


アーティストタイプの政治家である。


サンジュストはロベスピエールの事を、
自分だけの教祖としてうってつけの存在だ!!!!
という眼差しで見ていたのだそう。



うん、危険~。



だけど、狂気に満ちた美青年って、ちょっと魅力的かもね。

で、前にも載せた事あるけど
本物のサンジュストの肖像画を、
他のサイトから借りてきました。








なんだか共通点あるので、どんな感じかは分かったかも。


愛想のあるタイプではなさそう。


『イケメン』にも流行の顔があるからね。
何とも言えないけど。
当時はこの手の顔はイケメンだったわけか。
あたくしにはチャドに見える。笑

もちろん、チャド好きです。




サンジュスト、
十年前の藤原竜也に演じてもらえたら
うれしいなー!













『白ばら』のアニメ演出

白ばら=オスカルについて。



引き続き妄想モードのスイッチ入ったので
アニメでの白ばらの小道具としての効果が抜群!と思った箇所を書きます。


まずは
シャルロット自殺シーンに登場する
白いばら。

元々は夜会の時にオスカルが胸にさしていた物をシャルロットが『ください!』
と、いってもらった物なのよね。

ドギーシュ家の晩餐会の時にもシャルロットはそれを胸にさしており、震えながら
『オスカル様…』と、ばらに語りかけていた。



そして、自殺する直前のシャルロット。

(ドギーシュはシャルロットを個室に追いやって、手に接吻する。恐らく、廊下でばったり出会ったふりをしてたけど、実は待ち伏せしていて、ちょっと迫ったのではないのかな。で、怯えたシャルロットの手を取って、部屋に連れてきて、あわよくばそのまま…とは思っていただろうね。
あまりの彼女の怯えように手に接吻で終了しているけれど、11歳のシャルロットからしたら、自分を汚されたかのような恐怖感と自己嫌悪感があっただろうな。)



わたし、ちゃんと手をあらったわ。
だからまた、このばらのように
きれいになれるの。
結婚なんていや。





そう言って、白ばらと共に塔から身を投げるシャルロット。



母親の欲の犠牲者となった幼い少女。
何にも染まっていない純白のばらを
見つめていたシャルロットが本当に哀れ。




シャルロットという小さな白ばらは、
自分の命を終わらせるという方法で、
自分の心と体の自由を守った。


『ドサッ』
という鈍い音と共に
黒いスクリーンには純白のバラ、そして散った花びらが映し出される。
次に、そのバラの余白部分に
虚ろに目を開けたまま死んだシャルロットの横顔が映し出されて、ワンシーンとなる。


言葉だと上手に表せないけれど、
なに?!この演出。
大人になって改めてこのシーンのすばらしさに
むむむーー!!!!

と、唸りました。



青いレモンの時の赤く咲いても…のくだりは置いておいて。
(なぜって最近語って満足したから笑)



その後オスカルが衛兵隊に入ってからの話。
オスカルが父の書斎で
『結婚について』の話を聞いているときに、白いばらの花びらを一枚ずつちぎって手のひらに乗せて、ふぅーっと
吹き飛ばすシーンがある。

その演出が、
オスカルの心情をうまく表現しているように思えるの。

この時、フェフゼンヘの気持ちに終止符を打つために、
そしてフェルゼンの愛する人、マリーアントワネットの側から離れるために
衛兵隊に移動したけど
荒くれ者ばかりでオスカルは思い通りに指揮がとれない。
父の書斎に呼ばれた日、夜勤明けのオスカルは少し自信を無くしたかのような寂しい背中をして、静かに家に帰ってきている。


父には言えなかった今までの様々な想いを一つ一つ手のひらに集めて、
言葉には出さずにそっと吹き飛ばして
しまうオスカルの横顔。


とにかくその表情と仕草が
とても美しくて、逆に悲しいくらいなの。



はっきり言って、普通の女性としての
幸せは父のせいで手に入れられなかった
オスカルなのに、文句一ついわないのだ。




オスカルの性格をその仕草で表すような
演出に、あぁ美しいな、と感動。

(アニメのオスカルは控えめだからね。
そこが大人な対応で私は好きだけど。
原作オスカルは、『父上!お答えください!』と、自分が女として育っていていたら…こうしたか?ああしたのか?と聞いた上で、私はこれからも軍人マルスの子として生きて行くのだ!と言い、父の育て方に対しての不満はないように思える。


けどアニメオスカルは、父の方針に納得してはいるものの、心のどこかに乙女心を隠し持っているように想う。アニメのオスカルは、父が自分の育て方について後悔していることを悟るとすかさずフォローする。本当に気遣いやさんで優しいの。)



オスカルは、父に責任を感じさせまいと


父上が思っているほど女を捨てているわけではない、
かつては女として燃えるような恋もした


と言っている。

けど本当はこの時、
オスカルを支えている心のピースは
この花びらのように
バラバラになっていたのではないのかな。




そんな想像をさせるシーン。
オスカルがとにかくいじらしくて
仕方がない場面です。





そして、ラスト。
白い化粧紙のばらのシーン。



オスカルの好きだった色を塗ってくれ、
と、王妃がロザリーに託した
化粧紙で作った白いばら。

オスカルの好きだった色を知らない、
と、涙ぐむロザリーに


オスカルは知らないが、
アンドレは白が良いって言うぜ


と、答えるアラン。


この一言で、
アランが、
オスカルのことも、アンドレのことも、
とても大切に思っているのだなと
思えた。


オスカルは飾らない、そのままの姿が
一番良いから、
俺は『そのままで良い』と思うぜ。
ってアランが思ったままに答えたっていいのに。


なのに、アンドレならきっと…と、

アランはわざわざアンドレの事を話題に出す。その感じが凄く好きだった。

アランがオスカルを語ることに、少し
照れがあったと、言うこともあるのかな。




アランは
オスカルとアンドレを
よく理解している戦友なのだ。

それが、短く、何気ないセリフからにじみ出ているな、と感じたの。


(最終話のラスト数分の間に出きるだけメインキャストを出演させ、死んだキャラや、登場の難しいキャラは名前だけでもとりあえず出そう!っていう演出だっていう可能性もあり得るのだけどー(^^;))


そして、『オーストリア皇女』として生まれ、望まずして『フランス王妃』となったマリーアントワネット。

生まれながらに高貴な肩書きを持つ彼女だったけど、本当のマリーアントワネットは、この自らが作った化粧紙のばらのような素朴な女性だったのかもしれない。




その薔薇に、オスカルの好きな色を塗ってください

と死の間際までオスカルを思っているマリーアントワネット。
二人の友情を感じてしまう。



オスカルは衛兵隊でありながら、王室を裏切り平民たちと共に戦った。
親友だと思っていたオスカルに結果的に裏切られることになったマリーアントワネットだが、自分にとっていつも正しいアドバイスをしてくれたのはオスカルだったのだと、オスカルを失ってからはっきりと気がついたのではないのかな。




アニメのベルばらでは
『ばら』をキーワードに
たくさんの宝探しをしているような気分になる。



今回は
シャルロットも、アントワネットも
自分の死の間際にオスカルを想いながら
白いバラを手にする


という共通点がありました。



そして、オスカルにとっても白ばらは
『オスカル自身』として描かれていたように想いました。



ばらに色んな意味の込められている
アニメ演出。




これも出崎監督の素晴らしい
神業なのかな。
すてき!!!













































すみれの花咲く頃

すみれの花~咲く~ころ~♪

宝塚ソングです。


一つ前のブログで
ライラックとリラって同じ花だ~!


ということでリラを調べてみたら、
この宝塚ソングと、深い関係があったのです。


この、『すみれの花咲く頃』の原曲は、
ドイツの
フランツ・デーレ作曲、
プリッツ・ロッター作詞の

『白いニワトコの花咲く頃』

という歌なのだそう!


それがドイツで大ヒットして、
翌年フランス歌詞を付けたら、
これまたフランスでも大ヒットして、
シャンソンとして歌われたのだって。

それが
『白いリラの花咲く頃』

で、このころパリに滞在していた宝塚の演出家がこのメロディーに日本歌詞を付けたのが

『すみれの花咲く頃』


そして宝塚演目で歌われた後、
今日の宝塚のシンボルソングになったのだとか。


ちなみにハリーポッターの死の秘宝の一つに『ニワトコの杖』ってのかあるみたい。
ニワトコ調べてたらたくさん出てきた~笑


これがニワトコ



これがリラ(ニワトコ=リラなのだって)


そしてスミレ




リラやニワトコが日本人にとって馴染みがないため、すみれが歌詞に使われたんだって。


実は原作ベルばらとはあんまり関係ないけれど、

原作から宝塚、
原作からアニメ、になったベルばら。


それがこの『ライラック=リラ』
で繋がっていたのが面白いなー!