今日は何となくカフェランチの気分だったので、ご近所までお出掛けを。
鰆のからあげ定食。
ホクホクの鰆にさっぱりとしたおろし梅肉ソースが合うー♡
デザートもつけちゃいました(*´∀`*)
お昼から幸せー♡
話は変わって、、、一昨日のガイアの夜明けをご覧になった方、いらっしゃいますか?
一昨日の放送は、「後悔しない"供養"」。
その中で、とても心を震わされたシーンがありました。
それは、自宅葬について。
放送では、50代の息子さんが80代のお母様の介護のため職場である大学を退職され、ご自宅でお母様と暮らしておられました。
そんな中、主治医から、お母様の命はあと1週間と告げられた息子さんは、自宅葬をプロデュースする会社のご担当と面会されます。
自分らしくお母様を見送るため、自分らしくお母様を弔うために。
お母様直伝のハヤシライスを弔問客に振る舞いたい、お母様が好きなクチナシの花の香りの中で見送りたい、、、
その後、お母様は残念ながら息を引き取られ、プロデュースご担当は時期が終わってしまったクチナシの花をひたすら探し続け、なんとか見つけ出します。
その他にも、広島出身で原爆投下によりご家族を全て奪われてしまったお母様のために、灯籠流しと慰霊碑をイメージした空間を作り出すことを提案し、「それは思い浮かばなかった」と息子さんに大変喜ばれていました。
お母様の自宅葬では、息子さんが準備されたお母様との思い出の味であるハヤシライスを、弔問客のみなさんが「美味しい、美味しい」と召し上がり、その姿を見ながら満面の笑みを浮かべる息子さん。
最期のお別れでは、時期外れのクチナシの花を切り取り、棺の中で眠られているお母様の鼻にそっと近付け「この香りが好きだったもんね」と優しい表情でお母様に語り掛ける息子さんの姿が。
もちろん、見えないところでは涙を流されていたことと思いますが、放送の中での息子さんの表情はとても穏やかで、あたたかな眼差しでお母様との最後の時間を過ごされていることが本当に印象的でした。
そして、故人の人生を感じられる見送り方を誠心誠意プロデュースしてくださる方がいらっしゃることにも、大きく心を動かされました。
自宅葬はマンションなど住宅事情によっては難しいことがあると思います。
ただ、自宅から見送ることが叶わなくとも、私も父や母の個性が感じられる送り方をしたいと強く感じました。
今日、電話で母にこの話をしたところ、、、
「私だったら食べることが大好きだから、クリスマスツリーみたいな木に好きなお菓子をオーナメントとして吊るして欲しいわ。この人はこんな食べ物が好きだったのねって私を感じてもらえるから。あははー」
と何とも独創的なアイデアが 笑
さすが、我がお母様だなと思いました。
頑張って生きようとされている中での弔いの事前準備には「縁起でもない」「不謹慎だ」とのご意見もあるかとは思いますが、私はそれをとても大切なことであり尊い時間だと感じました。
そして、母も「とても大切なこと。必要なことよ」と共感してくれたことがとても嬉しかった。
両親を見送ることはまだまだ先と思いたいですが、自身のことも含めこの世に絶対は無く、いつ何時どんなことが降りかかってくるかは誰にもわかりません。
「その時」に大きく後悔しないためにも、今から考えられること、出来ることをしていきたいと感じた放送でした。


