ハニー君は頭がよく

探究心がすごい


疑問に思うこと

知りたいこと

必要な情報、手段

すぐに調べあげる


その全ての手段は、ネット


女性心理については

かなりの情報を収集していて


今、私が考えていること

感じていること

思考、嗜好、タイプの男

どうしてほしいか

何を言って欲しいか

いつも、先に察してる


彼と知り合ってもうすぐ2ヵ月

たったこれだけの期間で

彼は私のほとんどを把握している


嘘をついてもすぐバレる

考えてることがお見通し


彼の前では

素の私でしか向き合えない

良くも、悪くも・・・


でも、そんな素直な本当の私を

彼は受け入れてくれる


どんな私でも好きだと言ってくれる



「俺は、相手を受け入れて

   理解していくタイプだから」



彼のポリシーは

悲しい実体験をきっかけに

ネットで探求し得た正しい知識を元に

試行錯誤された末の賜物


この世の全ての男の人に伝えたい


自分の容姿を追求する男性より

女の心理を知ろうとする男性の方が


確実にイイ女をモノにできると思う



これは、女性にも言えること


男も女も見た目じゃないなと

改めて感じる日々









ハニー君は

私の男性経験を知りたがる


私が元彼や旦那と

どんなデートをしていたのか

どんなセックスをしていたのか

彼のどこが好きだったのか

どこのホテルを使っていたのか


聞いて嫌じゃないの?って聞いたら



「嫉妬するよ、でも、知りたいんだ」



すごく不思議だった


でも、本気で知りたがるから

私は、聞かれたことを、嘘なく話す


ハニー君はいつも

顔色を変えず、穏やかに聞いてる


私が愛した過去の男

その全てを超えようとする為に



彼は貪欲で、負けず嫌い

頭がきれ、無駄も打算もない


全てのことに対して合理的で

確実に、最短の手段で、目標を達成する人


だから、彼にとって

憶測や、遠回しな駆け引きなど必要ない


話している私の方が

申し訳ない気持ちになる



ただ



そこで芽生えた嫉妬と闘争心は

消えてはいないんだ



「嫉妬で、燃える」



彼のセックスの虜になった私は

挿入しながらありえないくらい潮を噴く


騎乗位で横になった彼の体にしがみつき

彼が下から腰を打ち付ける度に

彼のお腹から腰にかけて潮が流れる



「最高だよ、温かい・・・」



そして、彼は

私のお尻を目いっぱい叩く

何度も、何度も・・・


時折、ぎゅうっとお尻を鷲掴みにする


その痛みも、快感に変わる

私は悲鳴をあげ、本能のまま喘ぐ


それが、嫉妬の代償

嫉妬させた、お仕置き


痛みすら快感に変わる


私は、どこまで彼にハマってしまうのか

もう、普通のセックスには満足しない


官能の世界に翻弄され

彼を求めてしまう自分が、怖い










ベッドの中のハニー君は

紳士でドSなオオカミ


快感に狂う私から

目を逸らさない


オスの本能を奥に宿す強い目


私はハニー君のその目が

だいすきだ



ハニー君のセックスに翻弄され

私の身体は完全に満たされた



彼はセックスが終わると

私にずっとくっついて

甘えて、離れない


さっきまでの彼が嘘のよう



服を着て

眼鏡をかけて



「じゃ、出ようか」



と、静かに微笑み

私にコートを着させてくれる


そんな彼を見ていると


この部屋であったこと

私を抱いた人がこの人だなんて


本当に、全部、嘘みたい



すごい、ギャップ


人って見た目じゃわからない



セックスの相性はすごくいい

今までで1番いい


だけど、1番なのは言わない


胸が苦しくなるくらい好きじゃないから

まだ好きって言わない



「俺、るあさんの歴代1位になりたいの」



その気持ちがどこまで本気か

見せて欲しいから










ハニー君の指と舌は

私を何度も絶頂に追い詰める


快感が止まらない

何をされても気持ちいい



指を抜いたと同時に

ハニー君が挿入した



「ああ・・・るあさんの中、温かい」



ハニー君は、私の中をゆっくりと動き

感触をじっくり味わう


彼は私の感じる部分をお見通し

的確にそこを攻める



愛撫から始まり、3時間

ハニー君は動きを止めることはなかった

ずっと彼のモノは入ったまま


動かない時間も、入れたたまま

私をぎゅっと抱きしめる


ゆっくりと優しく

かと思えば激しく突き上げる


快感の渦にのまれ

理性が飛ぶ


おかしくなりそう・・・



「いやぁーー!!!」



あまりの快感に耐えきれず

私は声を上げて彼のモノから逃げた


放心状態の中

私の荒い息遣いだけが部屋に響く



「あー・・・逃げたぁー」



ハニー君が、私を意地悪な目で見つめる



「も・・・だめ・・・

   気持ちよすぎて、おかしくなりそう」



そう言っている間に

もう彼のモノは私の中



「逃げちゃ駄目でしょ?」



表情を変えないまま

急に力強く私の体を固定した



「お仕置きだ」



その瞬間

激しく、強く、突き上げられた










ゆっくり、優しい

フェザータッチ


じっくり焦らされて

それだけで熱くなる


吐息がもれる

息使いが次第に早くなる

声が自然と大きくなっていく



気持ちいい・・・



私の反応を見ながら

強弱を付けて愛 撫を繰り返す



この子は、この歳で、一体どうやって

ここまでのテクニックを修得したんだろう


私の感じるツボを的確に愛 撫する

全てに間違いがなくて

私は快楽に満たされ続けた


快感に耐えきれず逃げようとする私を

ハニー君は器用に固定する

手を添えているだけなのに

動けない



ハニー君が指を挿入する

動かしていないのに気持ちいい



なんで・・・?



ハニー君の指が、ゆっくりと動き出す


だめ・・・

それ以上、したら・・・



「なにガマンしてるの?」



ハニー君は私を見破る


どんなに抵抗しても

足は閉じないように固定されている



「だめぇ・・・」



「え?ガマンしちゃダメだよ

   今までもいっぱい噴いてたんでしょ?」



ハニー君は容赦しない

その嫉妬に似た感情を

愛 撫に込めて攻め立てる



我慢しないで



その言葉通り、従順に体を解放した


、瞬間



「あああああっっ!!」



体が仰け反った


有り得ない程に濡れたシーツと

滴る部分をゆっくりと撫でながら


ハニー君は、くくっ、と笑った



「るあさん、最高だ」



放心状態の私に

ハニー君が優しく笑う



「まだまだ、これからだよ」










家出した日の前日

ハニー君とデートした


セックスに時間をかけたい彼

だからその日は、お篭もりデートの約束


2度目のホテル

最初の時より、抱き合うのが早かった


ハニー君は、話しながら

自然に服を脱がせていく


私は仕事の体で出てきてるから制服

ブラウスとストッキングだけにされて

後ろ向きでベッドに上半身を倒された


突き出したお尻に

ハニーくんが顔を埋める

思い切り息を吸い込んで

匂いを堪能している



「あぁ・・・いやらしい」



何度も、何度も、顔を埋めた後

ストッキングを一気にずらし

顔を埋めこすりつける


Tバックをワレメに食い込ませ

放置して眺めたり、近付いたり

好きなように、堪能していた



「るあさん、もうすごい濡れてるよ」



ハニー君の指が

ゆっくりとそこを上下になぞる



くい込んでいたTバックをずらし

顕になったそこへ、キスをした



吐息がもれる



今日は、ハニー君に全てを預ける


私を、快楽の世界に翻弄させて・・・







 

マサキと別れて

2ヵ月くらい経つかなー


早いなぁ

この前みたいなのに



2ヶ月経って

二人の思い出の曲が聴けるようになった


まだ少し切ないけど



何度かマサキの会社の前を通った

仔犬君の車の助手席で

1人じゃなかったから平気だった


ばーか、と思いながら

通り過ぎた



この2ヶ月間

新たな出会いがあり

それぞれと関わっていく中で


なんで別れることになったのか

マサキの気持ち

マサキの「つもり」

マサキが望む私との関係

なんでブチられたのか

マサキの嘘

マサキがどんな男だったのか


全部、わかった気がする



自分のダメだったところも

よくわかった



もうマサキには戻らない

本当に、会いたいと思わない


嫌いになれてよかった


失敗は成功の素だな



マサキとの別れのあと

私と出会ってくれた人達に感謝


今、マサキ以上に

私を幸せにしてくれる人がいる



終わりは、始まり


悪いことばかりじゃない










ハニー君は黙ったまま

私が泣き止むまで

抱きしめて

背中をトントンして

腕や頭を撫でてくれていた



彼氏と会う時は

いつも最高に綺麗な私


彼氏達は、そんな私しか知らない


だから、どんなに辛くても

泣きすぎて、ドすっぴんで

目も腫れて真っ赤な

こんなボロボロな私なんて

見せられなかった


でも、私は

ハニー君に会いたかった


こんな私でも

受け入れてくれる気がした



落ち着いて、目を合わせて

笑った



「すっぴん、やばい 笑⃝

   誰にも見せたことないし」


「まじで?やった♪」


「てか、ボロボロじゃん?やだ 笑」


「そーだね、でも、綺麗よ」



我に返ったら

恥ずかしくて死にそうになった


そして何故か

ハニー君に抱かれたくなった



「ホテル、行く?」



そう言った私に

ハニー君はゆっくり微笑んだ



「今日はとことん、話聞くつもりだから」



車の中は、とても静か

いつものBGMもかかってない


ハニー君は

傷心の私を救う為だけに

ここに来てくれた


優しい人



それに気付いて

思わず彼の肩に顔をうずめた


愛しくなった

落ち着く


思わず、頬に、キスした



「初めて、るあちゃんからしてくれたね」



恥ずかしくて、笑った



「ありがとう、じゃ、そろそろ帰るね」


「うん、気をつけて」


「またね」


「うん、またね」



車を降りようとした私を


ハニー君が急に後ろから抱きしめた



「・・・本当は、抱きたいよ?

   でも今日は、紳士的に、がまん」



強く、強く、抱きしめる



胸が、ぎゅう・・って、なったんだ



恋の、始まりの味










旦那はダメ男


別れた方が幸せになれるの

わかってる


旦那より好きな人がいて

その人も私を受け入れてくれる

その自信があっても


簡単に離婚できない事情

どこの夫婦も、みんなあるから

がまんしてる


この前、心底旦那に幻滅して

夜、喧嘩して家を飛び出した


いつもなら、車の中で1人で泣いて

諦めて家に帰り

悪くないのに私が謝って

事をおさめる


納得いかない人生


私は、旦那と居ると

私らしさをどんどん失っていく



家をとびだした私は

すぐに携帯を開いてラインした



「今から会える?」



相手は、ハニー君

彼しか浮かばなかった


仕事中だったけど

家出したっていったら


「ちょっと待っとき!」


って返信がきた



30分後、ハニー君がきてくれた


「ごめんね、来てくれてありがとう」


無理して笑う私を

ハニー君はぎゅっと抱いて

頭を撫でてくれた


「遅くなってごめん」


仕事切り上げて、きてくれた

そして、黙ってずっと

私を抱きしめてくれた



自分が悪いって無理やり思うのも

理不尽なことに謝るのも

勝手で自己中な旦那に合わせるのも



「・・・疲れた」



一言、言ったら

涙が溢れた



いつも、一人ぼっちだった

家出して、虚しくて、悲しい時間


でも、今日は違う



「大丈夫、るあちゃんは悪くないよ」



そう言って

抱きしめてくれる

優しくて、温かい人がいる



ずっと、ずっとね?


私、こうしてくれる人を

待ってたんだ


ハニー君の腕の中


安心感でいっぱいだった