「普通に考えておかしい事とか

    辻褄が合わない事とかは

    自然とモチベーション下がっていく

    そういう勘は自分でも面白いぐらい当たるし

    いちいち言うのも面倒くさいから

    気持ちのゲージが下がっていって

    考えるのも面倒くさいなー、て思ったら

    どうでもよくなるんよね(笑)」


1回会っただけで

セックスしただけで

大して深い話もしてないし

私のことなんか何も知らないくせに


急に友達に誘われて飲みに行くって言って

ライン返さなかったら

この言いぐさ


丸一日未読スルーして

忙しかった、ってだけ言ったあなたに


「休みの日もお疲れさま♪」


って言った私と大違い


出会い系で出会った女は

会ってすぐにセックスした女は

軽く見られてるし

信じられないものでしょう


そんなもん、こっちだって同じ


子供だな

傷付くの、怖いんだろうな

怖いから、自分から突き放す


イケメンはいいね

こうやって突き放しても

次があるって思えるから


めんどくさい













健太の休みを知ってると

既読にならないラインを深読みする


家族と過ごしてるって考えたら楽

でも、他の女と遊んでる?と思う方が先で

考え出したら憂鬱になる


出会い系で出会った男は

裏でも違う女と繋がってる


人によってタイプは違うから

一途に私だけだろうと感じる人と

手当り次第、来るもの拒まずの人と

やっぱりなんとなくわかる


健太は後者


他の女とも遊んでるし

他の女ともラインしてる


このタイプには絶対に本気にならない

昔のようにバカみたいに一途になんてならない


既読にならないラインは気にしない

他の子とラインしてたら気にならない

私は誰のものにもならない


きっとまた、忘れた頃に

嘘っぽい言い訳ラインが入るんだろう


私も健太と同じだから

健太の動きが

よくわかるよ











「メールからお願いします。」

と、一言だけのメッセージ


目元だけのプロフ写真を見て

好きだなと思った


好きなことも似てて

会話も楽しかった


ラインに切り替えた時のトプ画

プロフ画よりよくわかる雰囲気も見た目も

すごくタイプだった


健太、31才、既婚



ずっと、思ってた

彼は、マサキに似てる


職業も、年齢も、子供の歳も、奥さんの歳も

マサキと同じだった

雰囲気も顔も、、、似てる気がする


でも、実際に会ったら違うだろう

そう思っていたけど、、、


実際に会って、向かい合ってみると

やっぱり似てた


声も、喋り方も、びっくりするくらいそっくり


戸惑った

目を閉じたら、マサキがいるみたい


押さえつけて消そうとしたマサキの記憶が

健太と居ると蘇る


健太は感情をあまり顔に出さない

でも、目が合うと、可愛い顔をして笑う


ずるい

それだけで、ときめく


マサキの記憶と混同して

マサキと健太がリンクして

健太にハマりそうな自分がいる


健太もマサキと同じ匂いがする

悪い人、ずるい人、奥さんがいる人


どうして私は

こういうタイプを引き寄せるのか


1番つらい相手を、好きになるのか











って、お願いしてくる26才がいた


セフレ、ワリキリ、ウリ

全部いらないって言ってるのに

何回断ってもあきらめない( ˘•ω•˘ ;)


写真をみる限り、まぁまぁのイケメン

なのに、なんで彼女が何年もいないのか?

できないのか?

すごく不思議だった


何度も丁寧にお願いされて

何度も丁寧にお断りして

連絡もなくなったし

やっとあきらめたかなと思ったころ

またラインがきた


「お願いです、抱かせてください、 助けてください。」


助けてくれって、、、笑

どんだけ困ってんだ


ちょっと、笑えてきた


まぁ、どーなるかはさておき

会うだけ会ってもいいかなと思った


待ち合わせ場所も時間も

当日の朝決めることになり


お互いの中間で待ち合わせにしようと思って


「〇〇まで来てくれたら助かるよ」


って言ったら


「そこ、ホテルあるの?笑」


と、返事がきた



「ないよ」


っていったら


「俺んちまできてほしい」


って返事がきた





一気に冷めた。





だからヤリ目はきらいだ

ちょっとでもおもしろそうと思った自分が恥ずかしい




「私デリ嬢じゃないからムリ」




一言送ってブロックした




やりたいだけなら

お金払ってプロに頼めぇぇぇーーーー!!!!

ヽ(`Д´)ノ


まったく、、、


やっぱり私、ゆとり世代はムリだ


ゆとり世代の人いたらごめんなさい

こんな子ばかりじゃないのはわかっています

でも、なんか、


ムリ(ノД`)



そんなんだから彼女できないんだ


モテたいなら

彼女ほしいなら

セックスしたいなら

お願いするんじゃなくて

レディファースト学べ












20代の男子からいっぱいメッセージが届く

色んな人のプロフィールを見ても

40代はまだ需要があるようだ


熟女、人妻は、エロいイメージがあるんだろうな


でも、やりとりしてみるとどうも話が合わない

子供みたいでおもしろくない


その中で1人だけ、まともに会話できる子がいた


洋介、25才

写真もまぁまぁだったし、会ってみることにした


会ってみたら、実物の方がイケメンだった

久々のドストライク

ギャル男、チャラめ、長身イケメン


洋介も私を気に入ってくれた

それはすごく伝わってくる


でも、色んな場面で違和感があった


レストランで支払いに行く時、伝票を取らない

仕方なく私が取った

それを見てるのに財布を出さない

そのまま私が払った


私が払うのはいい

男の人に奢ってもらうのが当たり前なんか思ってない


でも、出会ってすぐの支払いを

私が全額払ったのは初めてだ


ホテルでコトが終わり、支払いの時

表示金額5800円を見て洋介が「高っ!」と言った


私が、半分出すよーとお金を出すと

「ありがと♡」と言ってすんなりお金を受け取った



・・・・・・・・



ゆとりだからですか?


年上だから当たり前にお金払ってくれると思ってんの?

それとも、若い体を提供した代償に費用は払えと?


男も女も一緒だと思う

お互いが気分よくお金を出し合って楽しむべきだと


でも、洋介はちがう

コンビニの買い物でさえ私に渡そうとしてた



40才、なめられたもんだなと思った

イケメンの眺めはすごく良かったけど

中身は子供

女の扱いを知らない

セックステクも浅いし雑


男の人には困ってないし

若い体に飢えてるわけでもない


イケメンにハマって良かったことがない

経験を生かして、今の内に距離をおく



わかったこと

私には、ゆとり世代が合わない











出会い系で会う男はこれで何人目だろう


でも今回違うところは

私は人妻ではなく、独身ということ


男の人と会うのも、好きになるのも自由

身を隠さなくてもいい

誰の許可も取らなくていい

嘘もアリバイもなくていい


ありえない開放感


初めて会う時の流れ

それにも慣れた


車を確認して、窓から笑いかけた後

助手席に乗った


「初めまして」


初対面

初めて聞くお互いの声


彼の声は思っていたよりずっと低くて

ゆっくりめに喋る


ふと目が合って、お互い照れ笑いした


写真と全然違う

綺麗な目、してるな、、、


レストランについて、前を歩く彼は

普通に見てわかるくらい筋肉質

特に肩や首辺りがガッシリしてる


向かい合って座り、ちゃんと顔を合わせたら

わりとイケメンなことに気付いた


共通の話題も多く、話が尽きなかった

彼と話すと楽しかった


窓の外は雨

黙って窓から雨を眺めていた

彼も黙って見てた


この沈黙も、嫌じゃない

焦らない

不思議、、、


「なんか、幸せ」


本当に、そう思った











プロフ写真はキメ顔が大半の中

その人は仕事帰りの呑みの席で

うっかり撮られたようなまぬけな顔の写真を上げていた

正直、どんな顔なのかわからない

プロフも最小限、仕上がってない


いつもならスルーするところだけど

、、、どうも気になる


好きなスポーツが一緒だった

ただ1つわかるその情報をきっかけにして

メッセージを送ってみた


あまり覚えていないけど

たぶん、少し遅めに返信があったはず

ガツガツしたヤリたい子の返信はマッハ

でも彼はそんな感じではなかったと思う


しばらく他の人と平行してやりとりしていた中

男として付き合う相手を探すのに疲れてきた

で、友達として仲良くなれそうな人に的を絞った


そこでトップになったのが、彼


好きな事が似ていて話が合う

ガツガツしてない

駆け引きも、いやらしさもない

偶然休みが一緒

自分にとって1番負担がなく

無理なく自然に会える相手だった



「会ってみたい」

と言われて、会ってもいいなと思った

早々とデートの約束をした


新規開拓はいつも賭け

そう思うと腰が重いけど、今回は早かった



「顔はフツメンかそれ以下だろう

    でも、共通の趣味があるし楽しく話せる

    男友達にならなってもいい」



そう言い聞かせながら家を出た











もう男はいらない

面倒くさい


そう思っていたけど


退屈で、何かしないといけない気がして

何気なく出会い系サイトに登録してみた


本気で恋愛する気もないし

退屈な毎日に刺激が欲しいだけだから

イケメンでチャラい人がよかった


写真上げてプロフ書いて放置。


いっぱいメールくる。


てか



20代、多!!!!! ( ;´Д`)



最高年下は20才だった

年上、熟女の需要はここまできてるのか

好奇心旺盛、ヤりたい盛り

会いたいと一生懸命お願いしてくる


が、今はそうゆー子はいらない

そんなにセックスに飢えてる訳じゃない

変態も間に合ってる


とりあえず顔がタイプな人とやりとりしてみたけど

全然気持ちが上がらない


あー、やっぱりもぅ男はいいか!

ってなってた時


スーツ姿の超フツメンの写真が目に留まった











私は「去るもの追いたい」女だ


大嫌いだった旦那と離婚して

全ての苦しみから解放され

本当の自分を表現して生きられることに

幸せを感じて過ごしていた


もう男はいらなかった

あんなに男に狂っていたのに不思議


友達と話していて気付いたこと

「今、1番すきなのは誰?」

と聞かれて、浮かんだのは


元旦那だった


私を求めてくれる人はいる

でも、誰にも興味がないんだ


手に入れるまでのプロセスを楽しみたい


こっちへ向かって寄ってくるウサギより

逃げていくウサギを追いたくなる


離れていく、愛した人

7割最高に大好きで、3割劇的に最低な人

めちゃくちゃ好きで結婚した人


離れる程に、いい思い出しか浮かばなくなる

もう夫婦じゃないから嫌な事はされない


残るのは、好きなとこだけの元旦那


「あんた、完全な男脳だね」


友達に言われて気付いた


でも、離婚したことに後悔はない

この寂しさや愛しさにも

時間と共に慣れていくんだろう


前に進まなきゃな



また誰かを追いかけたくなってきた











不倫は媚薬だ


「やっちゃダメ」

そう言われる程、したくなる心理


目の前にある不満

奪われる自由

その反動で本能が暴れだす


人妻だった私は色んな男に逃げた

賞賛され、愛され、抱かれることで満たされた

女で在ることを、無くしたくなかった


やっちゃいけないことしてる

人のものが欲しくなる

それが叶う瞬間の快感

1度味わうと癖になる


私は、何年も「不倫」という媚薬に狂っていた

言葉では表せない

DVを経験した人にしかわからない絶望を

相殺させる感覚

言い訳、でも、真実


でも、もうそんな生活に疲れた

男に逃げても満たされない

その安堵感は長続きしない

だから私は離婚を決意した


自分らしく在るという自由を手に入れた私には

もう不倫という逃げは不要になった

自由というだけで、幸せだから


不倫の味に溺れ、かかっていた魔法が

とけたんだ


目が冷めた、と言う表現がピッタリくる

お花畑だった脳が見せていた幻想

それが正常に戻ったら

現実が見えた


優しくて、愛情をかけてくれたハニー君

こんな勝手な私でごめん


目が覚めてしまった

気持ちが冷めてしまった


かかっていた魔法がとけたんだ