離婚して4ヵ月


DVモラハラ夫から逃れて

心身ともに本当に健やかになった


精神安定剤や睡眠薬の量も

少しずつ減らすことができた


結婚していた時は

仕事から帰ってきたら

ソファーに倒れ込んで

2時間くらいは起き上がれなかった


旦那が帰ってくる時間が近付くにつれて

体が震えて吐き気がしてた


今は、そんなことはなくなった


体の不調は心からくる

それを正に今、目の当たりにしてる


平和な日々を過ごしていたのに

つい最近、急に元旦那が家に上がりこんだ


いい距離を保っていたはずの元旦那

子供から私の動向を聞いて

他に男ができたのか!

それなら金は渡さない!

と血相を変えている


転職を考えて就活していたことも知ったらしく

どこで働くんだ!と聞いてくる


離婚したのに

何を言っているんだろう


なんで家にあがるんだ

プライベートも何もない


私があなたの生活を

何か一つでも聞いたことがある?

あなたかがどこで誰と遊んでても

セックスしても

私には文句を言う資格はないでしょう


養育費をもらっているからって

プライベートを報告する義務なんてない


ちょっと優しくしたら

すぐ調子にのる


「それ、言う必要なくない?」


もぅ勘弁してよ


これ以上踏み込むなら

また警察に接近禁止命令お願いしなきゃ


怒るんだろうな、、、

あー、めんどくさい


でも、男がいるのバレたら

私殺されるとおもう


男の人は、弱いな

離れていくものを追いたくなるし

離れてみて価値を知る


もっと稼いで

早く自立したい











その人との相性は

3回目のデートで

だいたい決まるなぁとおもう


だから

初対面で良くても、悪くても

とりあえず3回目まで様子をみる


25才洋介は

長身・ギャル男系イケメン

ルックス問題なし


ヒモみたいな関係を望んでいたんだろうけど

3回目のデートのお誘いの時

私バツイチだしお金ないよ、って言ったら


「全部俺が出すから会って!」


って言った

ヒモになりきらない気持ちが確認できたから

とりあえずクリア


最初はS路線で入ってきたけど

本当は甘えたがりで、基本ドM


私の命令に女のコみたいな目して

「はい、、、♡」

って返事をする


「なに?感じてんの

    この、すけべ。」


って言ってあげたら高ぶってた


Mを知って、Sになれる

ドMの私も、ちょっとSに目覚めそう


でも、セックス以外になると

やっぱり子供だなと思う

会話も、感性も、私とは合わない


それなのに洋介は


「るあと本気で付き合いたい」


って言った

びっくりした


「だめ?」


って聞かれて、とっさに


「・・・いいけど、え?笑」


としか言えなかった


正直、15才年下は恋愛対象にならない

他に本命彼女を作った方がいいとおもう


彼女できて、私との関係もバレて


「ババァのくせに

    若い男に狂ってんじゃねーよ!」


とか言われてみたいな 笑


嫉妬と敗北感に狂った若い子に

ケンカ売られるなんか

優越感の極み


「寂しくて仕方ないよ

    るあ、早く会いたいよ」


別に私何もしてないのにな


私は誰にも本気にならない

誰のものにもならない


これが本当の幸せなのかはわからない

本気で人を好きになることを避けてる


無駄な傷も、痛みも、いらないから


今は、それでいい











盆・正月・GW

妻子持ちの男にラインしない鉄板連休


日頃の彼の休みにも

ラインしないと決めている


してきても大丈夫、って言われても

しない


「しっかり家族サービスしてあげてね♪」


って

物分かりのいい女

は、立て前


家族との楽しい毎日なんか

聞きたくないし


嫁サービスで奥さん抱いてるだろうし

そんな男と絡みたくない


連休あけたら連絡くるから

今はお互いのプライベート

しっかりやる時


浮気相手を放置してたこと

嫁抱いたってゆう罪悪感


連休明けの既婚男性は

独特の絡み方をする


罪悪感を消すように

またオスとして

私に刺激と安らぎを求める


マサキの時と同じだと思ってる

健太は今、家族のもの


私は彼の家族から

健太を借りてる身


だから、この状況は当たり前

マサキの時に慣れた


こんな時は

他の男と遊ぶ、、、

んじゃなくて


仕事して、ジム行って

家掃除して、自分磨きして


彼が何してるかなんか

全然気にならない


強くなったな、私


次会うとき

どんなふうにドキドキさせようかなー












高校の同窓会があった


モラハラ夫と結婚してから

1回も行かせてもらえなかったから

初めての同窓会


世間の40の現状を目の当たりにして

女を捨てず女磨きしてきて

よかったとおもった


「連休なにするの?」


って、彼氏達が聞くから


「普通に仕事、1日だけ同窓会」


って答えたら


「えー!出会いがあるじゃん!心配!」


ってみんな言った


「同級生よ?ある訳ないじゃん」


って、本気でおもった

同窓会に色恋期待してないし



、、、、



ちょ、



めっちゃ口説かれる!
なんだこれ!:( ;´Д`;):




「あの頃は○○がいたから手ぇ出せなかった」




中1の時、告白されて

初めてできた彼氏は

高校2年生までずっと

私の彼氏だった


私の人生に

深く、深く、関わって

愛の意味を教えてくれた人。


同窓会に彼はいなかったんだ

もぅガードがなくなった


あの頃、普通に友達だった男子が

男の目をして近付いてくる


なんでなんだろう

私はあの頃のみんなのまま

友達としてしか見れない

なんか違和感、こまる


こんな時、彼がいたら

昔みたいに

笑いながら私を抱き寄せて

「やめろやー 笑」って言うかな



ぐったりして帰宅

スマホを開く


「同窓会行ってきたよ」

「おつかれさん、なんかあった?」

「色々あったわ、また話聞いてよ」

「笑、そか、うまいもんでも食わしたろ」



あの頃と変わらない

私の扱いを知ってる人


「来てないから困ったじゃん」


不思議な関係で繋がってる

最強の元カレ


「え、まじで?笑」


私の青春時代は


彼で溢れてた










優羽ちゃんと初めて会った日


レストランを出たら、まだ雨が降ってた


「車持ってくるから待ってて」


って、1人で走って行こうとした彼を

私は追いかけた


何故かわからない

いつもなら、大人しく待ってるのに


彼の車に乗り込んで


「二人とも濡れちゃったね」


って笑った


ここからはノープランだった

レストランでひとしきり喋ったし

車内は二人きりで、静かで、、、


さっきまで平気だった沈黙に

胸がざわざわする


触れたくなってきて

ゆっくり、掌を差し出してみた


優羽ちゃんはそれを見て

ゆっくりと自分の掌を重ね

そのまま優しく私の手を握った


、、、なんだろう、この気持ち

なんか、胸が熱い


優羽ちゃんは、繋いだ手を何度かぎゅっと握って


「痛くないね」


って言った


「うん、そうだね」


私も言った


「痛い人って、いるよね?」


「あー、わかる」


「痛く、ないなー」


優羽ちゃんは不思議そうに

繋いだ手をじっと見てた


そのまま、お互い黙ってた

雨の音だけが聞こえる


胸が、、、なんか、、、


「なんか、この辺が、むずむずしない?」


もう片方の手を胸に当てて

優羽ちゃんが私を見た


「あ、、、わかる」


同じ気持ちだった

こんな感覚は、久しぶりで

なんで自分がこんなふうになってるのか

全然わからなくて


どきどきした

思わず照れ笑いして視線をそらした


優羽ちゃんは繋いだ手をほどいて

違う方で手を繋いだ


「うん、やっぱり、痛くないね」


私の頭を撫でて

遠慮がちに髪に触れる


どきどきと、胸が苦しくて

思わず目を閉じた


自然と抱き寄せられた

彼の肩はとても心地よくて

不思議な程、落ち着く


予想外の展開

全然期待してなかったし

正直タイプじゃないのに

なんでこんなに胸がぎゅってなるの?


ねぇ、なんで、、、?


見上げた私をじっと見つめて


優羽ちゃんは、優しくキスした











は、健太ではない


既婚者、女好き、嘘つき

そんなタイプに惹かれてしまう私も

本気になれば泣かされることくらい知ってる


私の今の本命

たぶん


「優羽ちゃん」


何の期待もしてなかったサラリーマンだ


彼とは、色々あったけど、

誰より心が安らぎ

胸がきゅんとなる


純粋に好きと思ってくれる

大事にしてくれる

彼は裏切らない、気がする


でも、今まで何度も男に裏切られた私には

信じ切ることが怖くてできない


けど、信じても大丈夫かな、と思える

唯一の人


でも、信じない

私は、弱い


バカみたいに純粋に

相手の本質を見抜かず不倫して

裏切りを経験しすぎて


すっかり臆病になった











約束の日

ホ テ ルに入ってすぐ

健太は私を抱きしめる


「え、どーしたん?」


健太は私を見つめて

抱きしめたままキ スをした

唇が離れる度に目を見て

かわいい顔して微笑む


立ったまま、あちこちまさぐられ

あっとゆう間に体が反応する


その部分に健太の指が触れた瞬間


「まだなんにもしてないのに何これ?」


と、彼は意地悪に笑う


その日の健太のセ ッ ク スは

前回のマニュアル通りのものとは違っていた


ちゃんと私の表情を見る

目を合わせて愛ブする

何度も、何度も、キスする


身体中をナめ回され

気持ちよすぎておかしくなりそう


私のアえ ぎ 声、表情、視線

健太の興奮を煽る


健太の気持ちいいところを攻める

ガマンしてる表情がたまらなく可愛い


最初に会った時とは違う健太


健太が私の中に入った瞬間

健太のうなるような吐 息が漏れる


「ヤバい、気持ちい、、、」


ゆっくりと腰を揺らしながら

彼は私の足の指をおいしそうに舐 める


赤のペディキュアと

健太の舌が絡む光景


なんていい眺め

かわいい子


力強く私を抱きながら

攻める健太の目を見つめて


「健太、だいすき、、、」


小さな声で囁いた


それがどう響いたか

目を見たらわかる



健太が、落ちた











次の日の昼間に


「今日の夜会えたりする?」


と、健太からラインが入った


正直、疲れてる

早く寝たい


会いたいのは山々

でも、やんわり断った


「今日は遅くなるって嫁に言ってあるから

   せっかく会えるチャンスなのに」


と、追い打ちをかけてきた


前の私なら、どんな無理してでも

会いに行ってた


でも、それをしてはいけないこと

知ってる


相手の都合に合わせて無理をする女は

都合のいい女に成り下がる


「私もめっちゃ会いたいよ♡

   でも急だしどーしても都合つかないから

   また次のチャンス待つ!ざんねーん」


そう返した


健太の返信は残念そう

仕方ないな、ってゆった


それだけで終わるかと思ったら


「じゃ、明日か明後日!」


そんなに会いたくなったの??


今までの健太と全然ちがう

会いたい気持ち

愛情も、少し感じる


感情が見えなかった健太は

私に興味津々


「明後日の夜なら空けれるよ」


「じゃあ明後日仕事早めに切り上げる!

    会えるの楽しみ!」


何がよかったのか決定打はわからないけど

健太は私と会いたがるようになった



初対面、あんなに感情が見えなかった子

その感情を動かせたこと

とりあえず、1個クリア











健太のお店に行くのは初めて


健太の制服姿、カッコいい

マサキと、同じ、、、

やっぱり、嫌でも面影がかぶってしまう


私の売りは、人見知りしないとこ

初対面でも動じない

健太の職場の人とも笑顔で明るく接した


健太と二人きりになれば

健太の仕事を静かに眺めてた


真剣に仕事してる姿が素敵だった


隙を狙って一瞬耳元に潜り込む


「ねぇ、めっちゃカッコいいね」


不意を付かれた健太がびっくりして振り返る


「普通に仕事してるだけだよ」


必要以上には絡まない

黙って視線を送るだけ


「で、言い訳は?」


先に切り出したのは健太だった


「言い訳は苦手。

   でも、それで健太が安心するなら、、、」


簡単に説明したら

ちょっとホッとした様子だった


言い訳したかった訳じゃない

私の魅力を売り込むのが

今日のミッション


そこへ、店長らしき人がやってきた

更に、若い常連客もやってきた


これは、賭けだ

この方法が合う人、合わない人がいる

健太はどっちか、、、

わからないけど、賭けてみた


作業している健太をとりあえず放置して

過剰にならない程度に

他の男子と絡む

楽しそうに会話して、話題を合わせて

目いっぱい笑う


健太の知らない私

他の男子と楽しく絡む私


26才の常連客が、会話の中で

私のこと全然イケるっスってゆった


健太の表情は変わらない


そのまま、作業代を支払って


「ありがとう、また来るね♡」


って言って、サラっと帰った


今まで知らなかった私

健太には、どう映っただろう


私からはラインはしない


夜遅くに健太からラインが入った



「また、会いたくなった」



賭けは、勝ち


嫉妬心を煽るのも作戦

人が欲しがるものには価値が出る

誰にも渡したくなくなる


私の価値が、健太に響いた












疑われた後言い訳したって

嘘くさいだけ


私は潔白

だから堂々と今まで通り接する



「信じる信じないは健太に任せるよ 」



前の私なら

必死で言い訳したんだろうな


言い訳したい気持ちはすぐに出てくる

でも、言わない


今までの経験が身についてるなと思った


追えば追うほど、逃げる

必死になった方が、弱くなる


相手がどう思うかなんて気にしない

大事なのは

今の私に

今まで相手に見せた私に

どれだけ魅力があるか、だけだ


足りてないからナメられる


健太とは1度会っただけ

健太は私の何も知らない

出会い系で知り合った軽くてエロい女

それくらいだろう


「信じてもらえないのは悲しい

    もういやになったなら仕方ないね

    でも私は健太が好きよ」


「今日お店に行こうかと思ったけど残念」


私は悪くないから謝らない

あなたが気分を損ねても動じない

あなたの感情に振り回されない

自分のしたいことをする

私の生活は、あなたが中心じゃなく

「私」だから


それが、正解


これで返信内容がアウトなら

健太とは終わり

それでいい


それくらいのスタンスでいないと

私はつぶれる

知ってる


うとうとして起きたら

健太からラインが入ってた



「いつでも来たらいいよ」



もくろみ通り



「あ、まじで?じゃ、いくわ」



今は過剰に喜ばない


反撃は、これから。