このブログを始めたのは
ちょうど私がマサキで壊れた時だった
死にたいと思ってた
苦しかった
不倫の失恋は
誰にも打ち明けられない
1人で抱えるしかなくて
行き場がなくて
ここに吐き出したのが最初だったな
だから
ここにマサキとの幸せな思い出は
書いていない
思い出すと苦しいから
忘れようとしたけど
全部、消えない
広がる夏空と白い雲
2人が好きな音楽を聴きながら
真っ直ぐな道をドライブ
マサキは助手席でビールを飲んで
ご機嫌に歌ってた
マサキのサングラスに
私の笑顔が映ってた
人混みの中
マサキが大袈裟に私を抱き寄せて
恥ずかしがる私を笑ってた
桃がのったかき氷
2人で半分こした
大盛りの海鮮丼
半分こしよーって言ったのに
私がほとんど食べた
マサキはずっと私を見て微笑んでた
「そんな食える?笑」
マサキ、ずっと笑ってたな
マサキの「好き」に
嘘がなくて
抱いてくれる腕も
その強さも
温度も
声も
全部、嘘じゃなくて
最後まで
私を抱くマサキは
何も変わらなかった
汗だくになりながら体を絡ませ
求め合い
見つめあって
キスして
私が伸ばした手を
マサキはすぐに握ってくれた
指を絡ませて
離れないように、ずっと…
マサキの愛情を信じきれずに
疑って、嫉妬して
自爆したのは私
マサキはその罪から逃げた
閉じ込めた想い
閉じ込めた思い出
マサキの優しい笑顔
手の温もり
私だけのものにしたかった
叶わないなら
いっそ消えてしまえばいいと思った
愛情を打ち消すには
憎悪だけしかなかった
でもね
わかってた
誰に抱かれても
心が満たされないのは
私はまだ、あなたを
あなたの愛情を
捨てたくなかったからなんだ