不倫は虚しい
不倫する男にまともな人なんていない
いいのは見た目だけ
本気で愛してくれるなんて期待してない
「好きだよ」
と囁く男に微笑み返して
「私も」
騙されてるふりをして
キスをする
男を信じられなくなったのは
不倫したからだ
不倫するゲスな男との恋愛の味を
知ってしまったから
いい男は結婚してる
どうせならいい男と絡みたい
でも、本当は最低な男を選んでる
矛盾のループにハマって
抜け出せない
男達に絶望しながら
今日も私は彼らを翻弄する
それぞれが好きな私に成って
目で、声で、しぐさで
心を奪う
それが私の復讐
久々に会ったマサキの前で
アキが私に耳打ちする
マサキが電話をしながら
こっちを見てるのがわかる
アキとの距離に
妬いてる、きっと
アキがいなくなった隙に
マサキに囁く
「キスする?」
マサキは嬉しそうに笑った
暗闇に私を連れ込んで
抱き寄せてキスをやめない
いつものように首を絞める
マサキの愛情表現
「まじ今度メシいこうぜ」
マサキから誘ってくるなんて久々
嫉妬は恋のスパイスって本当
私はのまれない
私が彼らを動かす
いつまでも追われる女でいたい