アキは最近イメチェンして

更にイケメン度が増した

見ているだけで癒される


私のスカートの中に手を入れて

太腿に抱きつく

私はアキの髪をゆっくり撫でて

頬を寄せた


アキはいつもはしっかりしてて

仕事もできて行動力もある人だけど

私と一緒にいるとき

たまにこうやって子供みたいになる


可愛いと、素直に思う


私の舌使いに

アキの吐息がこぼれる

足がビクビクしてる


アキの声、大好き

可愛いよ、アキ


「るあ、入れたい…ガマンできない…」


ひとしきりいたぶって

ガマンさせたあと

アキの上に腰を下ろす


「ぅあぁ…っ」


アキの悶える顔がたまらない

もっと感じて


「好きにしていいよ」


アキが嬉しそうに言う


お望み通り

遊んであげる


アキを堪能して

耳元で囁く


「ねぇ、して?」


その言葉がアキのスイッチ


「だめ」


意地悪なアキに変身


「やぁだ、してぇ」

「はぁ?もう、しょーがねーな」


アキが私に覆い被さり

私に打ち付ける

気持ちよすぎておかしくなりそう


「気持ちいい…!やばい…」

「知ってる」


アキが余裕の顔で私を見てる

あなたと繋がっている快感が溢れて

自分じゃ止められない


私を抱きしめるアキの耳元で


「アキ…アキ…」


名前を呼んだ

脳内が快感で満たされて行く


「すき…」
 

自然とそう言ってしまった

本心なのかわからない

だけど


愛しくて

たまらなかったの


アキは友達

たぶん、友達


でも、一緒にいると

何故か最近、ときめくのよ











深夜、ラインの音で目が覚めた


「誕生日おめでとう」


アキだった

続いて、しょー汰

健太、直也、奏汰くん


メンズからハピバラインがこんなに入るのは

今年が初めて


みんなお祝いしたいって誘ってくれた

何が欲しい?って聞いてくれる


だけど私

誰と過ごしたいかわからないし

何が欲しいのかもわからない


だから自分の気持ちに素直に

誕生日は子供と過ごした

自分でお金を出して好きなものを食べて

自分でケーキを買って


気付いたことがあった

こんなに男がいても

私は誰も愛していない

本当に


どうしてもこの人じゃなきゃ嫌

この人と過ごしたい

そんなふうに想う人はいないんだ


残念


誕生日が終わる1時間前に


「誕生日おめでと」


マサキからライン


覚えてたんだ

ありがと

変な人


理性がきかないくらい

本能で飛びついちゃうような男

どこかに落ちてないかしら


もっともっと

刺激的な恋がしたい











今まで不倫&恋愛してきて

ある時気付いたことがある


私を好きだと言ってくれる人は


①母子家庭の長男

②両親有の末っ子


このどちらかなのだ

今のところ100%の確率


なんでだろう

偶然?

なんか法則でもあるんだろうか


まいっか


今日はアキとスタバにいってきた

アキと一緒にいると

女の子の視線を感じる


アキは見た目チャラいしイケメンだけど

実際チャラくなれないし真面目


どーでもいい女の子に言い寄られて

ちん〇舐められても反応せず

「まじでやめて」

て真顔で言える子


アキの体は脳で反応する

条件反射みたいなのは関係ないんだ


だから

私で勃ち

私でイッてくれるのは

本当に光栄だなと思う

女として自信をもらえる


でもすごいドライだから

つまらない


女の子がみんな振り向くイケメン彼氏

32才、独身で社長


だけど

うーん、、、


本命にできない











アキの電話をまくって

折りTelもしなかった私に

アキはご立腹


言い訳はきらい

電話もしなかった

アキが怒ってる


ごめんねって言ったけど

言い訳しろって言うから

適当に言い訳したら

ちょっと機嫌が直った


アキは真面目

そこがいいとこなんだけどね


また一緒にスタバいこーね

約束した


明日は久々にしょー汰とゴハン

しょー汰はおいしいお店いっぱい知ってて

ゴハン一緒に食べるの楽しい

久々のしょー汰

どーなってるかな


同僚の奏汰くん(28)は最近積極的

ゴハンに遊びに誘いまくってくる

奏汰くんとは15才歳の差があるけど

話してて楽しいなと思えるようになってきた

ゴハンをごちそうしてくれるのも

ポイントが高い

これだけ歳が離れたら

女と言えども年上が払えっていう思考の子

割といてガックリくる

何歳であろうと女をもてなさない男はアウト


健太は私に会いたがってるけど

体調不良でお預け

「早くるあ抱きたい」

元気になったらね


洋介はあれから連絡がない

もう少しでご両親の一回忌だな


直也は相変わらず一番近くの存在

でも、深入りしない


マサキは論外

当分私の生活に上がってこないと思う


優羽ちゃんに仕事のことで用事ができたから

近々お店に行く予定だけど

ゴハンいくことはあっても

エッチはぜったいない


今のところ

私の彼氏事情はこんな感じ


新規開拓したい

最近モテの波がきてる

良い出会いがありそうでならない









「パーティーの後マサキどこで何してたんだよ?

    俺一緒に飲もうと思ってたから電話しただろ?

    なのに電話は出ないし返さないし」


直也に言われてマサキが苦笑いしてる


「他の飲み会の約束あったからそっち行った」

「うそつけ!お前女と遊んでただろ!」


直也が間髪入れずにジャブを打つ

マサキは明らかに動揺して笑う

突き詰める友達と

嘘を突き通したい女

同時に二人が並んで

マサキの薄っぺらい嘘を剥がす


「お前なんで嘘つくの?正直に言えばいいじゃん?

    そんなことばっかりしてたら友達なくすよ?」


直也に言われてまた苦笑い


「大丈夫、俺直也もアキも好きやけん」


話が噛み合ってないわ


マサキは私を見ない

ずっとスマホを触りながら直也と話してる

私は直也の隣に座ってコーヒーを飲んでる


「ねぇるあ、これ見てよ」


直也が差し出すスマホを私が覗き込む

至近距離の二人


「えーすごーい!」


笑い合うのは

あなたの友達と、好きだった女


ねえマサキ


私のこと放っといても

あなたのこと好きだと思ってたでしょ?


一度自分のものになった女は

ずっと自分のことを好きだと思ったら


大間違いよ


こわばった顔

私と目を合わさない


今日の私は

誰が見ても直也の女


マサキの女じゃない


空気に耐えられなくなったマサキが

電話をしながら外へ出た


「あいつ、嘘だらけだな」


直也がつぶやく


「うん、何が本当かわからない」


そう、いつも

マサキは何が本当なのか分からない人

めんどくさい


「マサキ帰るよー」


店の外で電話していたマサキに直也が叫ぶ

マサキが大きく手を振った

私は直也に笑いながら歩いて車に乗った


今まで私が笑いかけてたのはあなただったね

でももう違うんだよ


私はあなたのものじゃない

それでいい

好きにすればいい

価値の低い女と遊んでればいい


私はあなたを捨てる

そしてもっとレベルの高い男を手に入れる


目が覚めたんだ


マサキ

あなたは


本気になるのに

価値がない