戸建てからマンションへ住み替える時の注意点 | 天王寺谷 亮のブログ

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70代の住み替えは、

家を変える話ではありません。

先日、

70代のご夫婦から

「不安だらけだった住み替えを、
安心して進められました」

と言っていただきました。

この言葉が、
ずっと心に残っています。

長年住んだ家を離れる。

言葉にすると簡単ですが、

実際はそんなに単純な話ではありません。

子どもを育てた家。

家族の思い出が詰まった家。

毎日見ていた景色。

近所付き合い。

生活の習慣。

そのすべてを手放す決断です。

だから高齢になってからの住み替えは、

物件探しだけの話ではありません。

売却の段取り。

引っ越しのタイミング。

荷物の整理。

役所の手続き。

病院へのアクセス。

買い物環境。

将来の介護。

考えることは本当にたくさんあります。

しかも、

若い頃と違って

体力も気力も使う。

だから私は、

高齢者の住み替えで一番大切なのは

「決断以外の負担を減らすこと」

だと思っています。

どの家に住むか。

売るのか残すのか。

それはご本人が決めることです。

でも、

その決断にたどり着くまでの準備や調整は、

私たちが先回りしてできる。

売却の流れを整理する。

引っ越し会社を手配する。

新居までの動線を確認する。

病院やスーパーの距離を調べる。

不安を一つずつ減らしていく。

そうすると、

ご本人は

「どう生きたいか」

という本来考えるべきことに集中できます。

私は不動産屋ですが、

高齢者の住み替えは

不動産取引ではないと思っています。

人生の次のステージへの移行です。

だから、

家を売ることより、

安心して新しい生活を始められることの方が大切。

決断はご本人。

面倒な調整は私たち。

この役割分担こそが、

高齢者の住み替えで一番大切なことだと思っています。

住み替えが終わったあとに、

「安心して任せられました」

そう言っていただけることが、

この仕事をしていて本当に嬉しい瞬間です。