離婚時の不動産売却で失敗しない順番 | 天王寺谷 亮のブログ

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離婚で家を売るなら、

スピードより順番です。

言いにくい話ですが、

離婚で家をどうするかを
急いで決めた人ほど、

後から揉めるケースを
私は何度も見てきました。

離婚って、

精神的にも、
時間的にも、

とにかく早く終わらせたくなる。

だからこそ、

「とりあえず売ろう」

となりやすいんです。

でも、

不動産だけは
焦ってはいけません。

なぜなら、

家の問題は、

不動産の問題ではなく、

お金の問題であり、

法律の問題であり、

子どもの問題でもあるからです。

実際、

離婚時の不動産で
よくある失敗があります。

まず一つ目。

財産分与が決まる前に、
売却を進めてしまうこと。

売却金額が決まった後で、

「どちらがいくら受け取るのか」

で揉めるケースは少なくありません。

二つ目。

住宅ローンの残債と名義の話を
口約束で済ませること。

離婚後に住み続ける側が、

「ローンは私が払うから」

と言っていても、

契約上の名義がそのままなら、

金融機関から見れば
責任は残ります。

三つ目。

連帯保証人の問題。

これを後回しにすると、

離婚後何年も経ってから、

元配偶者の住宅ローン問題に
巻き込まれることがあります。

四つ目。

養育費と住居費を
同じ財布で考えてしまうこと。

子どものためのお金と、

住まいのためのお金。

これは本来、
分けて考えるべきです。

そして五つ目。

売却で利益が出た時の税金。

ここを整理しないまま進めると、

後になって

「税金は誰が払うの?」

という話になる。

実際、

揉める原因の多くは、

不動産そのものではありません。

順番です。

私は、

離婚相談を受けた時、

まず売却の話をしません。

先に整理するのは、

・名義
・住宅ローン
・財産分与
・養育費
・住み替え先

です。

その順番が決まってから、

初めて

「売るか」
「残すか」

を考えます。

不動産屋の仕事は、

家を売ることではありません。

家族の人生が、

これ以上複雑にならないように
整理することだと思っています。

離婚は、

人生の大きな転機です。

だからこそ、

スピードより順番。

早く終わらせることより、

後悔を残さないことの方が
ずっと大切だと思います。