私がこれからも順次、発信し続けていく記事
を読み進めていけば髪の毛で悩み続けてきた
人生が最終的には一変してしまうことに繋が
っていきます。
人は、どんな時であれ、その人のことを無意
識に評価しています。
たとえば、友人であれ知人であれ、優しいと
か面白いとか、元気がいいとか、気配りが上
手いなど、その人のことを評価しています。
あるいは、暗いとか自信がなさそうとか、気
持ち悪いとか、ネガティブなイメージを持つ
事も あるでしょう。
これらの評価の中で、その判断材料となる分
かりやすいものがあります。
それが“見た目”です。
「人は見た目が９割」という本がヒットした
ように、あなた自身も他者と関わる時、 まず
外見から入ることがほとんどなのではないで
しょうか？
整った顔、ブサイク、目がつり上がっている、
目が細い、鼻が低い、顔が濃いなどなど。
このように、人は他人のことを知らないうちに
評価し、選別し、区別し、自分と比べ、他者よ
りも優位な点を見いだし、自己を満足させよう
とする生き物なのです。
それが男となれば、もっと顕著に表れます。
あいつは仕事ができるけど、背が低くてブサイ
クだ。顔は整っているのに、ハゲていることが
残念なんだよなー。などなど。
実際、そのようなことを直接言われたことがあ
るかも知れませんし、陰口で言われているかも
しれません。
口に出さなくても、女性だって同様に考えてい
ます。というか、女性の方がもっとシビアかも
しれません。
お洒落は足もとから、と言われるように、女性
は足もとから髪まで、全てを見ています。
本能的に「この人の子供を産むと、いつか我が
子もハゲるのではないか」とまで 感じ取って
います。
外見というものは、内面よりも真っ先に比較が
しやすく、その人を判断しやすいものなのです。
例えば相手の服装を見て、その人の経済状況な
どを推測したことはありませんか？ 色あせた
シャツを未だに着ている人を見て、心の中で顔
をしかめたことはありませんか？
「相手の良いところだけ見ていたい」などと奇
麗事を言う人がたまにいますが、そういうこと
を言う人のほうが、むしろ辛口に相手を観察し
ているものです。
特に、髪の毛という判断材料は、人の印象を左
右する重要な要素。
いくらかっこいい服を着ていても、ハゲという
だけで女性は近寄らず、キモイなどと判断され
てしまうのです。
それは、人前に出ることの多い、著名な人がど
う批判にさらされているかを見れば一発です。
たとえばプロ野球選手でもハゲている人がいま
すが、活躍すれば「後光が差している」、全然
活躍していないと「このハゲ！」と、活躍しよ
うがしまいが本人の名前ではなく特徴だけで表
現されたりします。
掲示板でも書き込まれるのは容赦ない言葉。
つまりは、有名であろうがなかろうが、人が他
人のことをどのように内心で思っているかは一
目瞭然なのです。匿名の掲示板にこそ人間の本
音が出ますから。
また、若い、老けている、などといった年齢も
髪の毛によって判断されることが多いです。髪
の毛がないだけで実年齢より１０歳以上老けて
見えるなんてザラです。
短髪が似合う人ならスキンヘッドという手もあ
るでしょう。しかし、スーツで仕事をしている
人や、そもそも短髪が似合わない人はそうそう
スキンヘッドにできません。
また、中途半端に髪を伸ばしていて、いきなり
スキンヘッドにしたら、「あ、あの人ハゲだか
らついにスキンにしたか」と笑われることもあ
りえます。
それを一つのキャラクターとして使いこなせる
強さがあれば別ですが。
ハゲているだけで、友達からはそれをネタに笑
われたり、周囲からは「髪があればなー、もっ
たいないよな」と、本人の傷つくことを平気で
言われてしまうのです。
彼らには、あなたの薄毛の辛さは、絶対に分か
りません。そんな人のことを平気で傷つけてし
まう彼らに、あなたは怒りを覚えませんか？