こんばんは虹

レインボースマイル湘南の“すずりえ”こと、すずきりえです。

 

自己紹介その①はコチラ♪

自己紹介その②はコチラ♪

自己紹介その③はコチラ♪

 

 

クローバー  クローバー  クローバー  クローバー  クローバー

 

週明けから全国的に登校再開ですね。

 

息子の中学校は4週目まで段階的に登校時間が増える

かなり慎重な分散登校なのですが、

地域によっては早速部活が始まっている学校もあるとか・・・

 

ただでさえ授業の進め方などに悩んでいるであろう先生方も心配ですし、

この数ヶ月、すっかり体力の落ちた子どもたち、

登下校だけでしんどいのではないかと・・・

季節も春を飛び越えて初夏(梅雨)ですしねあせる

 

我が家のサッカー大好き少年に聞いても、

部活はすぐじゃなくていいと言っています。

(もちろん、お子さんによるとは思いますが・・・)

 

 

まずは不規則な登校に対応するだけで

いっぱいいっぱいの生徒も多いのではないかと感じています。

 

 

 

部活と言えば、特に運動部でありがちなのが

“連帯責任”というシステム。

 

 

昭和生まれには耳なじみがあるし、

親や先生世代の人たちが学生のときは「当たり前」の考え方だったかもしれません。

 

当時を引きずった上司をお持ちの方も多いことでしょうガーン

 

 

この“連帯責任”、もともとは

「人に迷惑を掛けないよう、自分の行動に気を付けよう」という意識付け、

もしくは「同じ目標に向かって一致団結しよう」という目的で使われていたのでしょうが、

今はどうなっているかというと・・・

 

 

 

世にも恐ろしい

“互いに監視し合う関係作り”

に役立っています。

 

えぇ、もちろん、皮肉です・・・

 

 

 

以前、こんな話を聞きました。

 

 

ある運動部にはいろいろ独自のルールがあり、

その中に「恋愛禁止」というものがありました。

 

 

中学生は勉強が本分。

キミたちはその他に部活を選んだのだから

両手はふさがっているはず。

3つ以上追い求めるとどれかが疎かになるから禁止・・・

 

ということだったようですが

 

 

まぁ、そうは言っても・・・ねぇ。

みんな年ごろですから、コッソリ・・・という人もいたわけです。

 

 

ルールは「禁止」というだけでなく、

「部員の違反を知ったら報告すること」というものでした。

さもなくば、連帯責任で全員でランニング・・・という罰つきあせる

 

 

そこで、ある1年生が同級生のことを素直に指導者に伝えようとしたのを

お母さんが直前で引き留めた・・・という話でした。

息子さんとしては、ランニングは嫌だあせるという純粋な気持ちからだったのですが・・・

 

もし、伝えていたら、チームメイトとの関係が壊れて

チームワークどころではなかったでしょうね・・・

 

 

 

また別のケースでは

夏休みの宿題の提出期限(部活で進捗をチェックする日)がお盆前に設定されており、

「全員終わらせなければ“連帯責任”でその学年は練習に参加できない」

という話もありました。

 

でも、宿題はもともとは夏休みの終わりまでにやるような量が出されています。

休み明けが定期テストだったそうなので、テスト勉強も兼ねてのものだったと思われます。

 

それを3週間も早く終わらすというのは、

親としたらありがたいようなハラハラするような・・・ですよね。

 

本人たちにとっては、部活で疲れても休む暇もなく、必死だったでしょうね。

 

 

そして結果、提出の前日に、チームメイトからわざわざ

「明日、忘れんなよ!!とLINEが来たそうです・・・

普段やり取りのないメンバーから、そんなときだけ・・・

 

「明日だけど大丈夫?」など、気づかう連絡ならまだしも・・・ですよね・・・

 

 

まさに、監視システムだなぁと感じました。

 

 

このときはお母さんが顧問の先生に連絡し、

「本人のペースではどうしても終わらない。

本人が自分でやると言っているので任せたいが、

連帯責任を避けるために親が手伝ってでも明日に間に合わせた方がいいのか?」と問い合わせ、

もちろん本人に・・・ということになったそうですが。(当然ですよねあせる

 

また、「連帯責任はなんのためか?

期限を守れないことで本人だけ練習に参加できないなどならわかるが、

息子のせいで他の子も練習に参加できないというのは

どう考えてもよい関係を築くことにはならないと思う」と伝えたそうです。

 

その電話をせずに間に合わなかったら

きっと、チームメイトから「お前のせいで!!」と責められていたことでしょうね。

下手したら、その保護者からも・・・

 

 

 

時代は段々個人主義になり、

「自分さえよければいい」「自分だけがいい想いをしたい」という親子も少なくないなと感じます。

 

それを助長させるためだけの“連帯責任”になっていないか、

指導者の皆さんにはぜひ今一度見直していただけたらと思います。

 

もちろん、親も。

 

 

“連帯感”“一致団結”するための手段、きっと他にもあるはずですよね。

 

 

パパママ応援団クローバーレインボースマイル湘南虹

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