おはようございます![]()
レインボースマイル湘南の“すずりえ”こと、すずきりえです。
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久々の午前中更新(笑)
長引くStayHomeで、親も子も疲れが出てきていますよね。
神奈川はまだですが、39県では緊急事態宣言が解除され、
来週からは登校が再開するのでしょうか。
Twitterで見かける先生方は、やれ課題だ、やれオンライン授業だ、
やれ動画配信だ、やれ分散登校だ・・・と日々変わる状況に振り回されて、
その都度、計画を作り直し・・・ホント大変ですよね![]()
「正直、授業やる方がラクだーーー
」という叫びも。
まぁ、ラクかどうかはともかく、
“いつも通り”が、いかにありがたいことなのか、身に染みているこの休校期間ですね。
さて、登校再開したら心配なのが、
子ども同士のトラブルです。
引っ張っていたゴムを離したとき、
ピョーーーーーンっっとどこかへ飛んで行ってしまうかのように、
解き放たれた子どもたちは“いつもと違う”行動をします。
また、そのゴムに当たると痛いのと同じように、
周りの人(特に子ども同士)を傷つけることもあるでしょう。
学習の遅れを取り戻すもの大切ですが、
どちらかといえば、しばらくはコチラの方が
目を、気を配る必要があると思っています。
先生たちだけが気を配るのではなく、家庭でもできることはあります。
むしろ、“家庭でどうするか”が大切です。
●子どもの話をよく聞く(聞ききる)
四六時中、子どもが話しかけてきて、
仕事にならない!家事が進まない!
そんな気持ちもわかります。
が、お子さんの話をしっかり最後まで聞ききってあげて1日を終えてほしいなと思います。
なにも、呼ばれるたびに聞く必要はありません。
仕事でも家事でも、「〇時になったらね」とはじめから伝えておき、
その約束を守る。それだけでいいのです。
子どもは(おとなもですが)、ゴールがわかれば待つことができます。
学校でだって、休み時間までは教室で過ごせているのですもんね(笑)
ただ「聞く」のではなく「聞ききる」、これが大事です。
話の途中で「あぁ、こういうことね!」とつい、腰を折りたくなりますが
実はそれでは子どもにとって「聞いてもらった感」は得られません。
その代わり、ところどころ繰り返す「オウム返し」を入れてみてください。
繰り返して伝えることで、子どもは「聞いてくれてる!」「伝わってる!」と感じられるのです。
「そっかそっか~」「へ~」などの相槌も忘れずに![]()
●否定せず、「認める」
いつだって、子どもなりに考えて、子どもなりに行動しています。
そりゃあ間違えるし、余計なお世話
なときも多いでしょう。
が、「言ったこと」や「やったこと」の奥にある
「ママを助けたい」などの“気持ち”を想像し、否定しないであげてほしいなと思います。
「あぁ、ママを助けようとしてくれたんだね。ありがとう」
そう伝えてほしいなと思います。
もし、どうしても辞めてほしければ
「次はこうやってくれたら嬉しいな
」と伝えるといいですよ![]()
「辞めてほしいこと」ではなく「やってほしいこと」を伝えるのがポイントです![]()
●子どもの発言を上書きさせる
お子さんの家族との会話、ペットへのことば、
TVやゲームをしながらのことば・・・などで気になることばはありませんか?
「ばっかじゃねーの」「うざ!」「しね!」「あ、しんだ!」
などなど・・・これらすべて「暴言」ですよね。
相手が家族だから、TVの中の人だから、ゲーム中だからといって
「言っていいことば」ではないはずなんです。
日常的に暴言を使っていると、実際に人に対しても使います。
暴言に対する心のハードルが下がるんですね。
今の子どもたち、「しね!」なんて挨拶代わりに使っています。
実際、中学生に聞いても「聞かない日はない」というくらい、毎日耳にしています。
でも、中には、暴言を耳にするだけで苦しくなる子もいますし、
実は、言っている子も、自分が言われると傷ついたりします。
だからまずは、家の中で耳にしたら
「そういうこと言わないよ」「そういうときは、こう言うんだよ」と伝え、
できればその場で「言い直し」をさせてあげてください。
一見面倒なことですが、この“上書き”が実はとても大切です。
ただ「こう言うんだよ」と伝えるだけでは、全然身につかないのです。
言い直しをすることで、正しいコミュニケーションをまなぶことができます。
暴言を使う子は、正しい伝え方を知らない場合が多いです。
だからこそ、「もう、すぐしねって言うんだから~中学生あるあるだね」なんて流さずに、
しっかり、社会に出る前に伝えてあげてくださいね。
我が家では「家でできないことは外でもできない」を合言葉に
家族間のコミュニケーションこそ丁寧に、を心掛けています![]()
逆に言えば「家でできれば外でもできる」と信頼して送り出せますものね。
親が子に言うのはもちろんナシですよ![]()
暴言に「冗談だった」は通じません。
暴言はことばの暴力であるということを忘れずに、
おとなからまずは手本となりたいですね。
パパママ応援団
レインボースマイル湘南![]()