究極のオーディション番組

「ラストアイドル」

1stシーズンのプレイバック企画。

 

2017年11月11日深夜に放送した

第14回目を振り返ります。

 

 

【ここまでの対戦成績】

暫定メンバーVS挑戦者 ○勝者●敗者(票数) ※ジャッジ

 

第1戦:○小澤愛実(4)VS●王林(0) ※大森靖子

第2戦:●相澤瑠香(3)VS○古賀哉子(1) ※ギュウゾウ

第3戦:○安田愛里(4)VS●朝日花奈(0) ※竹中夏海

第4戦:○長月翠(1)VS●滝口きらら(3) ※大槻ケンヂ

第5戦:○山田まひろ(3)VS●池松愛理(1) ※MAIKO

第6戦:○間島和奏(4)VS●高橋真由(0) ※杉山勝彦

第7戦:○古賀哉子(4)VS●MISAKI(0) ※日笠麗奈

第8戦:●山田まひろ(0)VS○鈴木遥夏(4) ※林真理子

第9戦:○長月翠(4)VS●八剱咲羅(0) ※倉田真由美

第10戦:○間島和奏(3)VS●松本ももな(1) ※白戸佑輔

第11戦:●間島和奏(1)VS○阿部菜々実(3) ※大森靖子

第12戦:○吉崎綾(4)VS●西村歩乃果(0) ※宇野常寛

第13戦:●長月翠(3)VS○蒲原令奈(1) ※吉田豪

第14戦:●小澤愛実(2)VS○大石夏摘(2) ※倉田真由美

第15戦:○蒲原令奈(2)VS●清原梨央(2) ※中森明夫

 

 

暫定メンバーが3週連続で敗れるという

嫌な流れを断ち切ったのは

新メンバー蒲原さんだった。

 

 

 

今夜は2本立て。

1人目の挑戦者(通算16人目)は

大森莉緒(おおもりりお)さん。(15歳)

 

3歳からキッズモデルを始め

11歳でアイドルの世界へ。

ピンク・レディーの後継ユニット

『ピンク・ベイビーズ』で活動。

 

しかし2017年5月に

活動休止になってしまう。

「アイドル活動は小学校の頃からずっと頑張ってきたものだったんですけど、活動休止って聞いた時はすごい悲しくて、心に穴がポッカリ空いちゃったような感じでした。この話を聞いた時、また自分の夢を追えるチャンスだなと思いました」

 

 

対戦を指名されたのは

立ち位置3番・大石夏摘さん。

幼少期から日本舞踊を習っている

最年少の13歳。

つい2戦前に初登場して

暫定メンバーになったばかりの彼女。

 

 

なぜ大石さんを指名したか?

「私は最初、立ち位置5番の蒲原さんを指名しようと思ってたんです。でもバトルを見て、私が戦う相手は蒲原さんじゃないなと思いました。そして大石さんに挑戦しようと思った理由は、私は大石さんよりも場の空気やみなさんを明るくできるなと思ったからです」

 

なるほど。

やっぱり炎上したから

ここが狙い目だと

みんな最初は思うわけですよね。

それが回を重ねると

キャラが強くなって勝てなくなる。

賢明な判断。

 

対する大石さん。

「すごく……怖いです」

 

 

<パフォーマンスバトル>

 

 

先攻の大森さん、

急にサビからのダイジェスト編集。

歌った曲は

MUSH&Co.『明日も』でした。

「安定感のある歌声を披露し、その実力を見せつけた大森」

確かにアイドルらしい歌い方だった。

 

 

後攻の大石さんは意表を突く選曲。

ザ・ピーナッツ『ふりむかないで』

こちらは独特の世界観で勝負。

歌自体はかなりやばいが……

「緊張を跳ね除け、堂々のパフォーマンスを披露した」

ものすごく良いように解釈されてる。

 

 

 

<ジャッジタイム>

 

 

 

審査員は先週と同じ4人。

中森明夫、YOU、MAIKO、増村エミコ。

 

この勝負のジャッジは

YOUさんに託された。

 

 

 

 

勝者は……

 

暫定メンバー「大石夏摘」

 

 

敗れた大森さんのコメント。

「すごい悔しいんですけど、まずここに来れたのがすごく嬉しいし、自分が楽しめたので良かったです」

 

その他の審査員も全員

「大石夏摘」で

4:0でした。

 

 

 

2戦目の前に

審査員が入れ替わる。

4本撮りで2戦ごとに

審査員が入れ替わるのが

1stシーズンのシステムだった。

 

今回の審査員は

ピエール中野、白戸佑輔、高田あゆみ、

そして初登場の蜷川実花。

 

蜷川さんはこの仕事を受けたくなくて

ずっと逃げ回っていたらしい。

「みんなの人生に関わることを決めるって、すごく気が重いと言ったらあれですけど、同じぐらい緊張してるって言うか……ああ今日来ちゃったなって思ってます」

 

伊集院さんがピエール中野さんに

どこを重視して見るか質問する。

ピエール「やっぱり独断で選んでいいっていうのがあるので、自分が推していきたい方を選びたいですね。そしたら自分が推せるじゃないですか。後悔しないジャッジになるのかなって思います」

この言葉が後で

重要な鍵を握ることになる。

 

 

17人目の挑戦者は

籾山(もみやま)ひめりさん。(13歳)

 

9歳の時に

栃木県足利市のご当地アイドル

「渡良瀬橋43」のメンバーとして

アイドルデビュー。

12歳でローラースケートアイドル

『Spindle(スピンドル)』に参加する。

ハスキーボイスが特徴。

「たくさんの方を笑顔に出来るアイドルになりたいです」

 

 

彼女が指名した相手は

立ち位置2番・吉崎綾さん。(21歳)

 

なんと8歳年上の吉崎さんを

対戦相手に選んで来たから

審査員も驚きの表情。

ピエールさんは

「マジかよ」とつぶやいていた。

 

なぜ指名したか?

籾山「吉崎さんはいつも輝いていて、私も吉崎さんに勝ったらこんな輝ける存在になれるんじゃないかなって思ったので、挑戦させていただきました」

 

吉崎「私はこの中で1番年上なんですけど、まさか13歳から指名が来るとは思わず……。でも、負けずに戦って勝ち抜きたいと思います」

 

 

この勝負を蜷川さんはどう見るか?

「あ、そこに行く13歳?って思ってですね、年齢の差があるのもすごく面白いですし、失うものがまだそんなにないから持ってるパワーってすごくあると思うので、その勢いがどんな風に出てくるのかちょっと楽しみに見てます」

 

 

 

 

<パフォーマンスバトル>

 

 

先攻の籾山さんが

ローラースケートを履いて出て来る。

思わず観客が「おお~」と沸いて

伊集院さんも「そういうことか~」と声が出た。

こういうワクワク感があるのは好印象。

 

歌う曲は

AKB48『ギンガムチェック』

 

ヘッドセットマイクで両手を使い

アレンジ加えながら歌って踊る。

これはかなり高難度です。

歌も意外と歌えていて

最後のスピンも決まっていた。

インパクトは抜群。

ただしラストアイドルに入ったら

ローラースケートを

活かせる機会はなさそう。

それを封印して

他に何が出来るかがポイント。

 

 

安田さんが不安そうに見つめる中、

後攻の吉崎さんがマイクパフォーマンス。

「本当に13歳の若さとパワフルな魅力がたくさんあって、正直私に無いものを持っているなって気付いてしまって、途中からすごい緊張してしまっているんですけど……。今暫定メンバーは2人だけになってしまったんですが、この流れを切って絶対12月まで(残って)デビューしたいと思います」

 

歌う曲は

Chara『やさしい気持ち』

 

1戦目の西村戦はダイジェストで

ほぼ聞けなかった吉崎さんの歌を

初めてじっくり聞いた。

声が可愛くて

なかなか上手いと思う。

 

これは互角だな。

インパクトは挑戦者、

実力は暫定。

いい勝負です。

 

 

 

 

 

<ジャッジタイム>

 

 

 

この勝負のジャッジは

ピエール中野さん。

初めての指名です。

 

 

 

籾山さんのラストアピール。

「私はラストアイドルになって、みなさんに笑顔とそして幸せを届けられるようなアイドルになりたいと思っています。よろしくお願いします」

 

 

吉崎さんのラストアピール。

「挑戦者さんのようなフレッシュさはもう無いかもしれませんが、そしてまだまだアイドルとして成長しなきゃいけない部分はたくさんあるんですが、私はこの席を絶対に譲りたくないです。よろしくお願いします」

 

 

 

勝者は……

 

 

 

暫定メンバー「吉崎綾」

 

 

勝利した吉崎さんのコメント。

「怖かったです。若い子はやめてくれと思っていたので。まだ安心せずに収録はまだまだ続きますので、もっともっと磨いてもう少しでも成長してるところが見せれたらいいなと思います」

 

敗北した籾山さんのコメント。

「残念な気持ちなんですけど、今日の自分のパフォーマンスに悔いはないし、これからももっと良いアイドルを目指して頑張りたいと思います」

 

ピエールさんのジャッジ理由。

「どちらもパフォーマンスは素晴らしかったです。やっぱり吉崎さんの引き込む力だとか、元々持ってるオーラだったりとか、佇まいの堂々さが素晴らしかった。挑戦者はここで何で勝たなきゃいけないって、歌唱で勝たないといけないなって僕は思ったんですよ。ハスキーボイスを売りにしてるし、それも劣っていた。むしろ吉崎さんの歌唱力が素晴らしかった。声量もそうですし選曲も含めて全部が完璧だったなっていうふうに僕は思ったので、吉崎さんの勝ちだなと判断しました」

 

納得ですね。

籾山さんはローラースケート履いて

動きながら歌うという点と、

声が伝わりにくい

ヘッドセットマイクだという点を考慮して

互角かなと思ったけどね。

 

 

その他の審査員も

全員「吉崎綾」

2戦連続4:0パーフェクト。

今日は暫定強いデー。

 

 

番組の最後に『バンドワゴン』披露。

 

 

<放送後のメンバーの反応>

 

対決に敗れた大森さんは

「eyes」というユニットで活動しています。

後にLove Co……も兼任。

 

 

 

 

●籾山ひめりブログ

ありがとうございました【ひめり】

 

 

 

 

次回は

立ち位置1番・阿部菜々実さんが

iDOL Street出身

13歳の破天荒な挑戦者

猪子れいあさんと戦う。

 

 

予告の煽りが

「蜷川実花がまさかの決断!?」と

波乱を予感させる。

センターの椅子を守れるか?

 

 

【ネタバレ注意】『ラストアイドル』対戦結果まとめ