Ready Steady Go! -19ページ目

Ready Steady Go!

Season Concept
   ~ London Eye ~

2日目のアテンドも時間を意識しながらの移動&移動の連続となるが、昨日と同じくアポイント時間への意識はあってないようなもの。

無理を言っての当日予約、当然先方のことを考えれば遅れるわけにはいかないが、マイペースの彼らは哀しいかな、親の気持ち子知らず?

< 郷に入れば郷にしたがえ / When in Rome, do as the Romans do > なんて言葉は、明らかにこのひとたちの辞書にはなさそうだ。

< Cum fueris Romae, Romano vivito more > 調べてみればラテン語でもこの意味は存在しているようなので、ほんのちょっとだけ次回の彼らの意識レベルに期待してみよう。

お伺いした皆さまにはご親切に対応していただき、9時半頃に無事終了。

東京滞在最後の夜は美味い刺し身が食べたいとのリクエスト、普段は当日予約が難しい < 並木橋のなかむら > へ電話すると、ラッキーなことに9時45分から4名の個室が空いているとのこと。

ほっとひと息、乾いた喉に冷えた生ビールがしみ通る。

ここで Junior がいきなりメニューに載っていない焼きおにぎりが食べたいとお得意の我がまま本領発揮で、丁重にお願いして造ってもらう。

外国人らしく変なチョイスのスターター・焼きおにぎりから始まって、2時間ほどお刺身のほっけ、生蛸薄造り、〆鯖、そして次から次へと出てくる料理に舌鼓。

生ビールに始まり白ワイン2本、〆に日本酒熱燗と本日の飲酒も留まることを知らない。

十分に味には満足して、自家製マロンアイスで本日もやっと終了かと思いきや、場所を変えてもう一杯ジントニックに付き合えと、間もなく12時のシンデレラタイムとなるというのに、飲めば飲むほど益々元気になるから困ったもんだ。

この続きは、また明日。


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東京の街、原宿、青山、銀座、六本木と運転しての移動だったが、時間が押して押して、アポイントの時間より遅れてしまうお詫びの電話で精神的にお疲れ気味。

そんな人の気持ちは、異文化の他国の人にはなかなか理解されないジャパニーズスタイル。

それでも何とか初日のアテンドを無事に終え、melissa チームのリクエストで今晩は焼き鳥。

中目黒の行きつけている串若丸でローカル味を満喫。

しかし、この写真の男の味覚には驚かされる。

5年ほど前、初めて東京で連れて行った和食屋でオーダー時に、開口一番、 < ナットウ ? >

一瞬耳を疑ったが、聴き間違ちがえたわけではなく、彼のオーダーは < 納豆・なっとう>

そのままかき混ぜて納豆だけで美味しそうに食べる姿は、ブラジル人だけど、味覚は日本人並み?

毎回オーダーしておかわりするほど納豆がお好みで、日本に来る前のサンフランシスコの日本レストランでも納豆をオーダーして、わざわざその写真を送ってくるほど、納豆フリーク ?

Obrigado


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melissaチームが先月11月後半に、東京に参上した様子をご報告。

朝から大急ぎで新宿伊勢丹の地下に < 黒船QUOLOFUNEのどら焼き> を求めに出掛けて、午前中の最初の商談を終えた後、ランチタイムで外苑前の銀杏並木が綺麗なロイヤルガーデンカフェ青山で一息。


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午前中ではなく、すでに時計の針は午後12時半だからとビール、ワイン、ジントニックとアルコールのオンパレード。

日本人だとこうはいかないが、外国人は水のごとく喉を潤す。

海外で見慣れたごく普通の状況だが、医学的に身体の構造と色素が根本的に違い、酔い方が日本人よりスローな彼らのDNAがある意味羨ましくも思う。

偶然だが、ちょうど銀杏並木の黄葉が見どころで、彼らの自国に存在しない銀杏の木に見とれていた。

この後、4つのアポイントがあり心配したが、不思議なことに時差ボケ状態でも酔いはそれほどでもなさそう。

2時間に及んだ仕事の会話中、攻撃してくるほどまったく思考は健在で、私にとってはアリガタメイワク?

cheers


先月11月27日は、亡き母親の誕生日であった。

哀しくって、哀しくって。言葉では言い尽くせないほど、哀しくて哀しい。

悲しくって、悲しくって。心で表し尽くせないほど、悲しくて悲しい。

あなたを生んでくれた父母の恩は、天よりも高く、地よりも深い。

その恩はどんなことをしても報いることができないほど尊いものです。(空海のことばより)

母親の涙には、科学で分析できない深く尊い愛情がこもっている。( マイケル・ファラデーのことばより )

今にして思う、生前十分に親孝行出来なかったお詫びと生んでくれたお礼を伝えにお参りです。

合掌


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11月26日の夜、晩仕事が終わった10時頃、家から目黒権之助坂を歩いて下って行き、三の酉で賑わう大鳥神社で柏手を打つ。

縁起物を飾った < 縁起熊手 > を売る露店が立ち並ぶが、神社のオリジナルの小さな熊手がお気に入り。



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当然、威勢のいい熊手商の手締め打ちはないが、そっと心の中で自分流の手締めの縁起担ぎ。

キィーンと冷めた空気感が心身を引き締める。

合掌


昨夕18時30分から仕事を抜け出し、11月25日から12月7日まで代官山の < GALLERY SPEAK FOR >で開催されている < ミック・イタヤ個展 天使からの贈り物 >の展覧会のレセプションパーティーに出掛けた



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モデルの甲田益也子さんをゲストにふたりのトークショー・イベントもあり、会場は多くのファンで埋め尽くされていた。

実は、< Ready Steady Go! > には、20数年前のミックさんの天使を描いた絵があるほど、知り合ったのは随分と前。

久々にミックさんに再会出来たのも、この < facebook > のお陰で、短い時間ではあったが、懐かしさと当時とまったく変わらないミックさんの人柄と作品に出逢って、いい刺激をいただいた。

いい1日となり、感性豊かなアーティスト・ミックさんに感謝。


cheers




♡ Love Union Jack ♥、ロンドンという街がまだ私にとって輝きがあり魅力的だった1990年代、足繁く通ったロンドン・ナイツブリッジにあるオークションハウス< Bonhams / ボナムズ >

個人的に興味があった、ほとんど日本では手に入らないミッド・センチュリーのファニチャーを観るために毎年訪れていた。

プレビューが前日にあり下見した翌日、世界中から訪れていた会場にあふれんばかりの100人を越すアンティックディーラーたちの中にまぎれ込み、オークショニア / 競売人の早口の英語でのプライスアップのかけ声に、必死で聞き耳をたて苦戦しながらも、カタログを見ながら熱くなっていた頃が懐かしい。

この経験も誰にもまね出来ない、私の感性に刺激を与えて来た宝物のひとつ


Ready Steady Go!


cheers
イギリス人シューデザイナー / ジョン・ムーア没後、原本/ オリジナルに勝る新たなインパクトあるデザインはなかなか誕生せず、2005年、ひらめいた提案に< Jas Sehmbi > < John Tsiattalou > < Joe Casely-Hayford > の3人のイギリス人デザイナーが賛同してくれた。

前回お伝えしたように < Jas M.B.> のジャスに依頼したシューズのファーストコレクションとは別のプロダクト。

< John Tsiattalou / ジョン > は、70年代後半からフランスやイタリアの高級プレタポルテを販売していたブランズやジョセフなどの気取ったお店が軒を連ねていた小さなストリート < South Molton Street / サウス・モルトン ・ストリート > に< Chatters / チャターズ> というブティックをやっていたイギリスでは知る人ぞ知る人物。

今は、< Double Identity > というカジュアルシューズのデザイナーとして活躍している。

そして最後にジョーも前回ご紹介した通りで、全員が私より少し先輩となる年齢。

彼らも、イギリスの激動の80年代をファッションという世界で活躍して来た人たちだけに、ジョンの < House of Beauty & Culture > の精神には通じるものがあったはず。

偶然だが、John MooreのJ、Jas SehmbiのJ、John Tsiattalou のJ、Joe Casely-HayfordのJ と4人とも名前の頭文字は、J

私が勝手に名付けた < J 四天王 / BIG FOUR >

ロンドンの80年代当時のダッファーに続いて、< Ready Steady Go ! > ファッションに影響を与えてくれた4人のイギリス人デザイナー


Ready Steady Go!


ハイエンドでもない、マスプロダクトでもない、デザイナーの匂いがする、 熱い < ものづくり > のこだわりが感じられる。


cheers



これから始まる綴りは10日ほど前の11月21日の話。

先週に引き続き、昨日の日曜日もまたしても好天に恵まれ、運がよろしい。

小さな会社でも立場的には上司がおらず、性格的にも我がままになりがち。

1週間を振り返り自分の戒めの為にも、東京にいて時間が許す限り、神社仏閣に参拝することを習慣にしている。

注意されることもないが、褒められることもない孤独な立場。

心が迷う時は、特に有り難く感じる。

今月11月の命の言葉は、偶然だが私にとって有り難い武者小路実篤の < わが行く道にいばら多し されどいのちの道はひとつ この外に道なし この道を行く >



Ready Steady Go!



たとえ困難が多くても横道や裏道にそれることなく、自分の選んだ道をただ一筋に貫き歩んでいくことこそがすばらしいのである。


合掌




ずっと< Ready Steady GO!> ファッションについて語って来たので、ちょっとお口直しに、ブラジルのリゾートビーチ・白砂で有名なカボ・フリオを訪れた時のラブリーハプニングをご紹介。

ビーチで記念にと20人くらいの若者の集団に声を掛け、写真を撮らせてもらったが、お礼を言って立ち去ろうとした時、そのうちの男性のひとりがグループの女性たちにひと言何かを言ったとたん、ブラジルスタイル T-バッグビキニ姿の6人の女性がビッグスマイルで美しいボトムを私に向けてご覧のポーズ。


Ready Steady Go!



彼の言っていたポルトガル語の意味は分からななったが、早く写真を撮りなと、きっとこのビーチでは珍しい、地球の真裏・日本から30時間以上掛けてはるばるやって来た私に、ブラジルスタイルの特別サービスのプレゼントをしてくれたようだ。

日本では絶対にあり得ないだろう、ラテンの血は濃く、やはりここは南米ブラジル。

一瞬の出来事に最初は戸惑っていたが、声かけをした彼と6人の彼女たちの好意を有り難くいただき、ずうずうしくもシャッターを切らせてもらった感動の1枚。


Obrigado !