< IBW & W-11 > by Jas Sehmbi | Ready Steady Go!

Ready Steady Go!

Season Concept
   ~ London Eye ~

この男との出逢いも、私のファッションを語る上で外せない。

94年にロンドンでを設立し、ナイロンやキャンバス素材で人気となった DJ バッグやメッセンジャーバッグなど中心にカジュアルなデザインからスタートしていた。ブランド名は< IBW>と、デザイナー本人が言っているので間違いないかとは思うが、日本人で最初に取り扱ったのが、 < Ready Steady Go ! > らしい ?


Ready Steady Go!



当時はイギリスのマハリシのハーディーやYMCのフレイザーが別注依頼したりしていて、私もRSGO! オリジナルを毎シーズン頼んでいたものだ。

その後、2000年にイタリアンレザーを使用した< JAS.M.B>を発表したが、世に出る前の最初のコレクションを彼のロンドンのSEVEN KINGSのアトリエで見せてもらったことが懐かしく思い出される。

それからは皆さんがご存知のように、世界で認知されるまでのビッグブランドに成長。

ロンドン、パリ、ミラノ、ニューヨーク、東京などの世界の主要都市の展示会で、毎シーズンコレクションを発表し続けている。

東京にはヴァージン航空でやって来るが、成田到着が午前10時頃、常泊している渋谷のホテルのチェックインタイムは午後2時。

知り合いに連絡するそうだが、皆さん仕事中で突然の要求にはなかなか応えられない時もあり、2時まで暇を持て余してしまう時は、連絡なしに代官山まで歩いて突然やってくる。

お前はいつも暇そうだからと安心しているのか、昼ご飯を一緒に食べようと、、、

突然だから、いくら暇な私でも時には困る時もあるが断ったことはないはずだ。

ちょうど6年前の2005年11月、新宿の某?百貨店で顧客に対しての JAS ショップオープン即売会的な催しに、ひとりだと心細いからと同行を求められ、かばん持ち兼ガードマン役までやらされる間柄。

商品を購入していただいたお客さまに握手とサインをしている光景を、私は手持ち無沙汰でただ不思議な気持ちで眺めているだけだった笑える話も存在する。

彼との関係は話せば長くしつこくなるが、このつづきは、また後ほど。


cheers