イタリアアドリア海側のリミニ、シローロ、ヌマーナ、スペインのバルセロナ、イビザ島、ポルトガルのカシカイス、ブラジルのカボフリオ、フロリアノポリス。
今回訪れたカンブリはシーズン前とあり、人も少なめで蒼い海を独占して、白砂に自分が使用していたパラソルとチェアの光景は、CMにも出て来そうな雰囲気ありで、自分でも気にいっている。

とにかくまぶしい限りの真っ白な砂浜に真っ青な空と海、この環境で波の音だけが繰り返し耳に届く。

遥か彼方の水平線に目を凝らすが、船も見かけずとにかく何も遮るものがない。

舞台は変わって曇り空で日も射さず、ひともまったくいない異国のビーチは、たまらなく哀愁が漂う。

思う存分、感傷的な気分にひたり、ぼんやり遠くを眺めるだけ。

時間が止まっているかと錯覚してしまうほど、静粛な空間。

贅沢な空間のひとり占め、名残惜しさを感じるが、つかの間の息抜きもそろそろ終わりを告げようとしている。

Obrigado!