London floods in two hours | Ready Steady Go!

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   ~ London Eye ~

無事にベルリン行事をソツなくこなし、13:10のフライトでロンドンに向かう。

3回目となる荷物詰めもどうにか終わり、11時にホテルをチェックアウト。

頑固な性分なゆえ、チェックイン時のホテルのスタッフの対応に拒否反応した手前、意地でもタクシー予約を頼みたくなく、自分で通りのタクシーを外で拾うことにしたが、スーツケース2個を抱えて、夏の陽射しを浴びながらの移動はさすがにキツい。

出来るだけ移動しないでキャッチしたいが、空車のタクシーが捕まらない。

5分ほどで、右折して来て目の前に停まったタクシーから人が下車して、運良く乗車となるが、パリに引き続き、女性ドライバーのご婦人。

一瞬、嫌な予感が頭をよぎるが、空港までの行き先を告げ、数分走ったところで、要らぬ心配だったとホッとする。

週末ということで道もそれほど混んでなく、15分ほどで空港に到着するが、あまりに早く着き過ぎてチェックインカウンターは開いていない。

狭い空港内でスーツケースに腰掛けて時間をつぶすが、過去の苦い経験がよみがえり、壁際に背中を向けて、どのような状態でも盗難に遭うことがないように心がける。

ちょっとした気のゆるみが、とんでもないことに成りかねない過去の教訓がそう教えてくれている。

特に日本人を見かけない慣れていない空港は要注意で、どの国でも見かける中国人とは違う見慣れないアジア人のカモがやって来たと狙われるわけにはいかない。

問題なくチェックインも終わり、搭乗券をもらい、セキュリティーチェックを通過して、ゲート前でひとり時間をつぶす。

若干遅れはしたが搭乗して、ロンドンまで約1時間40分の夏空の旅を楽しみ、ヒースロー空港ターミナル1に無事に到着。

預けていたラゲージをピックアップして、パディントンまでヒースローエキスプレスで向かう。

今回は知り合いのイギリス人のワンキッチン、2ベッドルームにテラス&バスタブ付きの豪華フラットをスペシャルプライスで8泊9日で予約している。

昨日までの1週間はここロンドンも32度を記録した日もあったらしいが、パリ&ベルリンの酷暑?がウソのように、ロンドンの現在の気温はおそらく22度前後と快適。

ロンドンは1日でも四季があるといわれるくらい天候と気温は気まぐれで、日中地下鉄に乗るとムッとするほどだが、朝夕は肌寒くてとてもじゃないが半袖ではいられない。

おまけのニュースとして、7日の七夕の午後、ロンドン市内に嵐が吹き荒れた。

ちょうど街中のコンデュートストリートを歩いていたが、突然暗くなり、雨が降り出したかと思うと、グレーな空が真っ黒な雲に変わり、どしゃ降りとなり、一時教会の軒先に避難するが、風は吹き、横殴りのどしゃ降りの雨にヒョウまでもが降り、雷は鳴るわで、1時間ほど雨宿りという羽目に。

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さすがイギリス人?傘をささないで、この強烈な横殴りの雨の中、誇らしげ?に歩いている人も見かける。

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翌日の新聞には、大々的に話題となっていた。

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この雨の影響で閉鎖された地下鉄の駅もあったくらいで、The Harry Potter stars and the half flooded premiereとレスタースクエアでのハリーポッターの初日に、レッドカーペットの上で大雨と一緒にDaniel Radcliffe / ダニエル・ラドクリフがボディガードマンの差し出す傘の中で、大勢集まったファンの前で立ち尽す姿も掲載されていた。

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気まぐれも程々にしてもらいたいものだが、これもロンドン。

またひとつ、記憶に残る1日がふえた気がする。

all the best