巴里で迎えた月曜日の朝、ホテルの6階の部屋のテラスから見た蒼空は、ヨーロッパ特有の冬のグレーな空に比べると断然気持ちがいい。
ホテルで朝食を済ませ、Tranoi /トラノイの4日目となる最終日、11時のキャット・ウォークショーに合わせて出かける。
パリコレのメンズ・デザイナーMARCHAND DRAPIERで、飛び抜けてキャットウォークを見たかったわけでもないが、ファッション人間の端くれとして、まったく無視するわけにもいかないし、せっかくだから覗いてみることに。
あえてコレクションに何か申し上げることは、残念ながらございません。
仲良く登場してきたデザイナーのおふたりさん
ショーの後は、出展者のミナミナサマに再会の挨拶回りから始まる。
ふたまわりほどしたが、出展者ブースの中で一番目を引いたのが、このKENZOラビット
いくら最終日とはいえ、この暇さはどうかと思ってしまう。
出展者も新鮮さに欠け、来場者数も減り、迷路にハマってしまったかのような最近のヨーロッパのメンズブランド。
ここから再度、注目されるデザイナーの出現を、ただ期待するのみです。
2日間駆け足でお届けしましたが、刺激が足りてなく消化不良なまま巴里の日々は過ぎてゆく。
merci in Paris