Paris 2010SS men`s collection | Ready Steady Go!

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Season Concept
   ~ London Eye ~

ヨーロッパのデザイナーメンズコレクションの発表は、毎シーズンとにかく早い。

すでにミラノコレクションが先頭を切って開催され、舞台はここパリに移って来ている。

今週はもちろんパリ・メンズコレクションの1週間中でパリの街が熱いのは当然ですが、気温も30度を超えて、この時期にしてはちょっと暑すぎる。

翌朝、日曜日は早起きしてというか、時差ボケで5時には目が覚めてしまい、ホテルでブレックファーストを食べた後、空いている地下鉄に乗って、まずは今回からスタートした新しい展示会場へ向かう。

日曜日かつ最終日の朝一番ということで、出展者もベッドから抜け出せていないのか、半分ほどのブースに人影がない。

まずは知り合いから声掛けして挨拶まわり、遅れてやって来た出展者にも嫌みの注意?付きの挨拶で、ボンジュール。

商談とオーダーで2時間半ほどが経過して、本日はタイムレースで急いで地下鉄を乗り次いで次の展示会場へと移動する。

偶然、プラットホームでフランス人の知り合いに出会い、行き先が同じなので道案内をしてもらい、後を付いて行く。

午後1時を過ぎて外の陽射しは一段と強くなった感じで、展示会場に到着して中に入るが、エアコンなしの蒸し暑い環境に空腹感と睡眠不足からか、ふらつき気味?

この展示会場には、フランス人、イギリス人、スウェーデン人など知り合いも多く、挨拶と雑談で刻々と時間が過ぎて行く。

知り合いの外国人と雑談をしながら時間を共有するひと時が、テイストも感覚も価値観も似ていて、色んな意味で刺激があっていつも快適で有意義だ。

2時を過ぎて、知り合いのスウェーデン人 Jockum /ジョッカムとふたりでテラスでランチタイムを取る。

4時半を過ぎて、最後の展示会場 NICK /ニックがオーガナイズするランデヴーに向かいカプスルに引き続き、エアコンがない環境で汗びっしょり、これ以上長居したくなくなる。

まずはニックに再会の挨拶をして、時差ボケと暑さの為、集中力も途切れがちのため、1時間ほどで退散。

東京を出発する時点で、まさかこの時期にヨーロッパがここまで気温が高いとは思ってなく、最低気温は12度から18度とサイトで確認済みで、ナイトライフ用にジャケット等スーツケースにパンパンに洋服を詰め込んで来たが、エアコンなしの会場や地下鉄では、毎日 Tシャツにサンダルのマイ・リゾートスタイルで過ごしている。

シャワーも最低2回は浴びなければならず、完璧な夏の到来に思いのほか体力消耗は早い。

ホテルの部屋でライトもテレビも付けぱなしで、いつのまにか記憶がなくなっている日が続いている。

仕事の後は愉しいこともあるが、書き過ぎると仕事をしていないのではと勘違いされてしまうので、あえて過酷さを誇張アピールして、同情をいただきたい心境なのでした。

明日は、Tranoi/トラノイの展示会場からお届けします。

merci in Paris