Taxi driver in Sao Paulo | Ready Steady Go!

Ready Steady Go!

Season Concept
   ~ London Eye ~

タクシードライバーに急いでもらいGaleria Melissaに到着したのは、閉店の8分前であったけれど、窓からみたショップのエントランスは、すでにガードマンを立たせて閉店間近の様子でヤバい雰囲気。

すぐに料金18リアイズを支払い、急いでお店へと思って出した50リアイズ= 約¥2,300に対してドライバーはお釣りを持ち合わせていないと、海外ではよくあるまったく釣り銭を用意していない気の利かない現実に遭遇。

両替して来るから待っていろと指示して、ガードマンに止められつつも、そのままmelissaに飛び込み店長を見つけ、まずは両替をして、ふたたび待たせていたタクシーに戻り、18リアイズを支払う。

支払いを済ませず一度下車してふたたび戻って来るということは、ブラジルでは珍しい事かもしれないが、私が思うに、予約してくれたショールームとは馴染みで、そこから乗車したからそれなりに安心したのと、Galeria melissaの目の前に停車したから、店に入って行く姿も見ていたからだと思う。

閉まりかけのドアを開けてもらい再度お店に駆け込んで、ショップスタッフに決めていた商品を出してもらい、息絶え絶えにはなったが、滑り込みセーフで予定通りの買い物も終了。

ここから徒歩でホテルに戻る途中、ギャラリーのウインドウに飾られていた絵に一目惚れ。

true-1820

ブラジルでは有名なRomero Britto / ロメロ・ブリットの絵ともうひとつ作家の絵があったが、私の好みはluluの絵で値段は1枚8,400 リアイズ = 約40万円ほど。

true-1821

ブラジルから持って帰るのも大変だし、悩んだあげく今回は眺めただけでお店を後にする。

そしてスーパーマーケットでお水を買って、途中個性的な洋服屋さんに立ち寄り、ブランドの情報をもらい、暗くなった凸凹した石畳の道を20分ほどかけて、ホテルにたどり着く。

これまで戻って来ると、melissaチームの誰かしらがロービー前のバーで商談したり、雑談したりして、くつろいでいた光景を見かけたが、さすがに今晩は誰も見かけない。

部屋に戻り、インフルエンザ予防の意味もあり手洗いとうがいをするが、水さえも滲みるほどの大きな口内炎がふたつ私の口の中に出来てしまっている。

1ヶ月に2度ブラジルにやって来たこともそうだし、寝不足のまま仕事に追われ動き回り、異国での滞在生活で疲労困憊といった体調のように感じる。

ベッドに横のなっているといつの間にか眠ってしまい、気がついた時には時計の針はすでに23時20分で、今晩21時頃から晩ご飯を食べに行こうと約束していたブラジル人に電話すらしないままで、何とも申し訳ないが、余程疲労しているのであろう身体を思えば、やむを得ないかも。

仕方なくベッドから抜け出し、デスクワークに取りかかる。

日本と連絡するのも時差が12時間あれば、どうしても限られた時間になってしまうし、パソコンに海外国内問わず送信されて来るメールへの返信も、どこにいても連絡が取れて便宜性という点ではもちろんあった方がいいけれども、ある意味24時間いつでも仕事をせざるを得ず、逃れられない宿命だと諦めの境地である。

一度目が覚めると二度寝するには時間がかかる。

しばしデスクワークで時間をつぶし、再度ベッドに潜り込み、寝付くまでもの思いにふける。

good night.