Paris again | Ready Steady Go!

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Season Concept
   ~ London Eye ~

ニューヨークから帰国後、中5日で今年3回目のパリに向けて飛び立たなくてはならず、私の体内時計は今一体どの Greenwich Mean Time であるかかを知りたくなる。

今年に入り、ほとんど海外に出かけていることから、わずか5日間なんて国内に残っている全く手つかずの仕事の山に驚愕させられ、瞬く間に時間は過ぎて行く。

パリ行きの準備もしなくてはならないが、正直面倒臭いと言うのが本音で、パリに持参する荷物はほぼニューヨークで使用したものをそのまま持参という手抜き加減。

出発当日は、正直、準備出来ただけでもまさに神業と呼ぶにふさわしいほど、遅くまで準備に追われて、お陰で睡眠不足。

眠たい目をこすりながら車で成田を目指すが、なぜだか気分はあまり上がって来ない。

それでも、ANAのチェックインカウンターで運良くアップグレードしてもらい、若干テンションは上がるが、身体は完璧にグロッキー気味でラウンジで聞いた搭乗のアナウンスにも腰は重いまま。

本来なら、機内でシャンパン&ワインで12時間の空の旅を満喫するはずだが、最初の1杯で美味しく感じられず、それ以上欲しがらない身体はよほどお疲れのご様子。

少しでも疲れを癒す為に、眠れない環境でもじっと目をつむり、無で居続けることに決定。

集中力がなく映画もビデオを封印して、ただただじっと我慢の退屈な時間が過ぎて行く。

こんなに調子悪く機内で過ごしたことも久しぶりだが、ひとまずパリに到着して、予約していたアパートメントにタクシーで向かう。

今回はかなりの為替円高で、滞在中の生活費もお得感なのが嬉しくなる。

更にセール期も重なり、買い控えていたここ数シーズンのフラストレーション発散の衝動買いに走るかも?????

とはいっても、4日間は展示会場にカン詰め状態で、思いのほか単調な毎日を過ごす。

展示会の初日と2日目はミラノのシューズ展示会とスケジュールが重なり、予想に反して随分と閑散としていた。

何か良いことないかなと思っていると、マイコーディネートをお気に入りしてくれているアニータに今年3回目のご対面。

さすがにここまで偶然が続くと気恥ずかしさも若干あるが、退屈していただけに彼女の出現はテンションが一気に上がる、私にとってまさに女神さま。

次回、又どこかで逢いましょうの約束をして、軽めのあいさつでお別れです。

ちょっとしたことで移り変わる人間の心理状態は、不思議でもあり、複雑、かつ単純?

アップ&ダウンの繰り返しの人生も、ようするにマインドコントロール次第でどうにでもなるということなんでしょうか?

巴里の晩ご飯も、正直飽きて来た。

cheers