大慌てで用意してホテルを出た時間が、すでに21時25分。
そして、シャトレからライン1に乗ろうとプラットフォームを探すが、いくら標識を見てもみつからず、情けないことにうろついてしまい迷子になってしまう。
理由はその後分かったことだが、週末の2日間はライン1のプラットフォームは閉鎖中で、入り口にベニヤ板が張られ隠されていた為で、すぐに気がつけば良かったが、遅刻しているため慌ててしまったことで、その行動は、恥ずかしながらまるでツーリストレベル。
メトロマップで行き方を再チェックして、別のラインでレストランまで行くが、時間はジャスト10時で、これまでの経験上、30分遅れぐらいがちょうどいい。
レストランのドアを開け、中に入り予約名を告げると2階とのことで、らせん階段を上っていくと、全員勢揃いを想像していると思っていた予想は完璧に外れて、信じられない光景が飛び込んで来る。
すでに着席していたのは、いつも展示会場に一番乗りしているまじめなイタリー人のリーノと相棒クリスくんのふたりだけ。
一体何が起こったのかと思うが、ほとんどのmelissa人間は、まるで1時間の時差があるかのごとく、10時半にやっと登場して来る始末でただただ呆れてしまうが、これも海外の人間と付き合う上でのイロハ?
先着のふたりは1時間も待たされ、さぞかし憤慨しているかと思うが、そうでもなさそうで何とも不思議な空気感のまま、メニューオーダーが始める。

いつものごとく、次から次へと空いてゆくワインボトルに呆気にとられながら、眠気も襲って来て、週末土曜日のミッドナイトを過ぎた頃。

最終の地下鉄を逃すとタクシーだが、万が一、捕まらないこともあるので、明朝の最終日の仕事のことも考えて、まだまだ宵の口のご様子のラテン系の人たちより一足お先にホテルに帰ります。
翌朝、当然定時の10時にやって来ないラテン系の者も多くいたが、不思議と最終日が日本人バイヤーが一番多く、4日間ブースに閉じ込められて息抜きしたいところに、毎シーズンmelissaブースにやって来るイタリア人夫婦の娘にボンジョルノとチョッカイを出す。
が、
半年も経つと成長していて警戒心とシャイな部分も出て来て、写真を撮ろうとすると逃げて行ってしまう。
逃げ回る彼女を何とか捕らえたのが、この写真。

弟は、相変わらすバギーに乗って可愛くスマイル。

それでも、次の写真と比べると時間経過を感じ、彼らの成長が伺えます。

いつも、自分の写真のリクエストに快く承諾してくれるイタリア人夫婦にグラッチェ!
長かった4日間も無事に終わり、明日は夕方4時頃まで他の展示会場をハシゴした後、ユーロスターでロンドンに向かいます。
cheers