真夏の気温38度のリオ滞在からたった数時間後、冬装備の出で立ちは信じられないが経験がそうさせる。
前もってホッカロンをひとつ準備、隣りが空席だったからブランケットもふたつ使用、ウールのニット2枚着込んでも、それでもとにかく寒い。
TAMの乗員や他のブラジル人の乗客はどう思っているのかは知らないが、これまでに搭乗した歴史の中でもこの機内温度設定は尋常じゃない。
燃料節約のエコ機なのかもしれないが、晩ご飯と一緒にアルコールを飲もうが体温は冷える一方で、私には辛い12時間のフライト。
機内の空調が本来どのようになっているかは知らないが、温度設定は明らかに低温過ぎる。
なぜだかは分からないが、機内の乗客の中には半袖の人もいるれば、寒がっておる人も当然いる。
いくらラテンの血は濃いといっても日本人も乗っていることを少しは考えてほしいが、ひとりじゃどうにもならないのか、我慢にも限界というものが奴らは分かっていない。
満たされたブラジル滞在10日間の締めくくりがこれだと印象悪いが、ここからはデジカメが壊れる前に撮った写真とともに振り返ります。
1月10日だというのに訪れたサンパウロのホテルのロビーには、今もクリスマスツリーが、、、、、、、

フロントのスタッフに理由を聞くが、誰も分からないとは、ただ単に国民性の特徴か不精でしまっていないだけかも?
そしてサンパウロの超セレブ御用達の高級百貨店ダズルーを訪れた時に、思わず目に飛び込んで来た三菱の四駆のディスプレー、近寄って近くで見て驚き2倍。
ブラジル人アーティストEduardo Cordeiro / エデュアルド・コーデイロによる、聞いたけど忘れてしまったトータル3万個?のミニチュアを張り合わせて作った傑作品。

遠くからだと最初それがどうなっているか分からなかった。

触ってはいけないと注意を受けながら、それでもちょっとだけ触れてみた。

ドアミラーをアップで撮れば、全体をこれで作成したセンスと手間ひまにただただ感動です。

遠いブラジルの情報はまだまだ日本では限られているけれど、アーティストのレベルはとてつもなく巨大。

そして、お気に入りのデザイナーIsabela Capeto/イザベラ・カペトのショップを訪れる途中、ディスプレーされていたバイク。

毎回訪れる度に、とんでもないプレゼントを与えてくれるここブラジルが益々気になる。
国土の広大さだけでなく、感性をくすぐり刺激してくれるモノが、ここには埋もれていそうだ。

日本だと刺激がなくて退屈だけれども、海外での未知との遭遇は、ビリビリと頭のてっぺんから足のつま先にまで刺激的で、感性を磨く旅は永遠につづきそう。
Obrigado !